書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

家具購入計画

お寺の客間を、椅子席にしようと計画しています。今はコタツにもなる150cm x 90cmぐらいの机を使っています。座布団と組み合わせて、いかにもな感じの客間です。8畳間に可搬式の床の間を設置し、法衣などもかけてありますから、お寺の客間としてはかなり手狭ではあります。

手狭なのは致し方ないとして、お檀家さんの中でも膝を痛めて正座が難しい方が増えてきました。法事に集まれば、どのご親族でも一人二人は後ろで椅子やソファーに腰掛けて、という光景が当たり前です。

一般のご家庭で、お客さん全員分の椅子を用意するというのは無理な話ですが、お寺ではなるべく多くの方が椅子に座れるようにと構想は練っています。背もたれのないタイプであれば、いずれなんとかなりそうです。使わない時の収納場所がないので、常に本堂に出しっぱなしにはなりますが。

そんな構想の一環で、客間に椅子とテーブルを、と考えています。費用はこちらの方が圧倒的に安いので、先行して取り組むことになりそうですけれど。

畳のお部屋ですから、なるべく痛めないように脚に工夫のあるテーブルと椅子を探しています。今の所は、みのはんさんの製品かなぁ、と。お料理屋さんが畳の部屋へテーブル席を設ける際によく使われていますし、お寺さんでの導入事例も多いです。だいたいみのはんさんのものだと思いますよ。

でもよくよく考えたら、今使っているのもコタツですから、脚の跡が付いています。かなり軽量な机なのでいいのかもしれませんけれど、多少畳が凹むのを気にしないのであれば、ニトリとかにある普通のテーブルでもいいのかな、とも思います。

お値段かなり下げられますしね。ただ、見た目は重要ですよ。若夫婦の新居のダイニング、のイメージではお檀家さん受けが良くないと思います。

ずいぶん長いこと構想を練っていますが、引き続き、練りに練っておこうと思います。