書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

頑張る娘の姿に触発される

長女がそろばん検定を受ける日でした。昨日と比べればまだマシになったと言えますが、検定日の体調としては最悪の部類でしょう。嘔吐も下痢もありませんが、腹痛は相変わらず続いているようです。

そんな中でも、検定を休むことは選択肢としてなかったようで、もっと体調の悪かった昨日から、この時の心配ばかり。当然行くものだという心積もりだったようです。

親の目からすれば歩くのも大変なような状態なのに、よく行くなと感心しました。小学生当時の私なら、緊張するのを嫌って、休んでいただろうなぁ。

会場が市街ですので、私が送迎役をつとました。妻には次女と長男もをお任せ。次女も、昨日の午前中の元気は何処へやら。起き上がりません。

駐車場が空いていたので、そのまま待機。混みあっていれば近くで喫茶店でも探そうと思っていたのですが、ありがたいような、残念なような。

1時間ほどで終了するはずで、その通りに娘が出てきました。なぜか先生に付き添われて。二日も休んだ後ですし、元気がないのは一目でわかりますから、駐車場までとはいえ、一人では帰せなかったのかな。

出来はイマイチ、だったようです。当然ですよ。でも、それが分かっていても挑戦したその気持ちは素晴らしいと思います。

振り返ってみると、最近の私はいまいち集中力に欠ける仕事ぶりでした。お寺のお勤めは自然と集中できるので、そこには何ら不安も心配もありません。ただ、事務系がいまいちで、宗務所の仕事もちょっとぞんざいになりがち。たまに気が乗った時に過去数日の自分のフォローをするのが大変です。

明日は宗務所があります。子どもたちの体調次第で在宅勤務にするか、出勤するか、お寺の仕事をこなすか、まだ悩んでいますが、もし宗務所へ行ったなら、取り掛かりつつも最後までたどり着いていない仕事、それに集中して取り掛かろうかと思います。

娘がこれだけ頑張っているんです。帰ってきたらまた元気が無くなって寝込んでしまうほどなのに。父親として負けていられません。中途半端な背中を見せるわけにはいきません。今日は頑張る気力を貰いました。ありがとう。