書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お稲荷様の支度仕上げ

先日、稲荷殿の掃除は済ませてあります。それでも半分外のような環境ですので、畳は掃除機をかけて、再度綺麗に。

お賽銭を投げ入れられるように、戸に格子状に穴が開けてあります。外から風が入りますから、それで屋内のはがれかけた壁土とかが落ちるんですよ。

午後からは婦人部の役員さんもお手伝いに参加。明日の炊き出し用に必要な道具を倉庫から出してきて、洗って、干して。大勢来てくださったので、1時間ほどで終わりました。ありがとうございました。

もっとも、このあたりのところには私は手を出しません。完全にお任せです。以前は母が陣頭指揮を取っていましたが、役員さんたちだけで回るようになってきました。最近では子育てにも余裕の出てきた妻も参加するようになって、経験を積んでいるところです。

役員さんたちも、2年か3年でどんどん変わっていくのですが、うまい具合に引継ぎができているようです。お世話人さんと違って、4年に一度、一気に入れ替わるというわけではないのがいいのでしょうね。

他の多くのお寺さんでもそうだと思うのですが、お檀家さんを班で分けています。その班から一人、お世話人さんを出していただいて、お寺の行事のお手伝いをしてもらっています。

同じ班から、何名かの婦人部の役員さんを出していただいています。昔からの流れで人数が決まっているので、何班は何名と、それぞれ個別に決まっています。

そして、任期は班によってバラバラなんです。2年ないし3年になっているようです。このバラバラ加減がちょうどいい具合に引き継ぎに作用しているんでしょう。本当、いい具合です。

明日は天気も良さそうです。例年、このお稲荷様の日には雨が降ったり雪が降ったりすごく寒かったり、ろくな天気にならないのですが、予報を信じる限りでは、良さそうです。

私もお稲荷様の導師を住職として勤めるのは初めてのことです。ちょっと緊張しますね。