書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

飛び立って3日目

どこにいるか予測がついたでしょうか?現在、竹富島に滞在しています。八重山諸島、空港のある石垣島からフェリーで10分。ANAの石垣直通便が就航したので、沖縄本島へ行くのと大差ない移動となっています。特典航空券さえ取れれば、行きやすい場所です。

小さな島です。でも集落には食事処が何軒もあります。今日は昨日とは違うお店で昼食をいただきました。天気は相変わらず優れませんが、今日は雨の心配はありませんでした。時折日が射すと、やはり暑い。今日の方が暑くなりまして、自転車に乗るには厳しいぐらい。レンタサイクルを昨日にしておいて良かったです。

集落の中は、大人の足なら、自転車よりも徒歩の方が気軽です。地元の産品を売るお土産屋さんも点在していて、中には自転車では見過ごしてしまうお店もあります。

今日はそんなお店に巡り会って、楽しくおしゃべりしながらお土産を探せました。子どもたちにもきさくに声をかけていただけます。皆さん人懐っこいというか、心の垣根がとても低いですね。観光地にありがちなうまく誘導して品を買わせようという下心も見られません。不思議です。

夕食も、集落まで出かけます。少し悩んで、結局昨日と同じお店に。値段が手頃で子どもたちもメニューが気に入って、昨日と同じものを注文していました。

ゴーヤが苦手な私ですが、なぜかこちらでは食べられます。本当のゴーヤもあまり手が出なかったのですが、なんででしょう。苦みは当然しっかりあるのですが、食べやすいんです。

こんなゴーヤなら週に何回か食卓に上がっても喜んで食べるんですけれど。島の雰囲気がそう感じさせてるんでしょうかねぇ。

迎えのバスの来るポイントは、相変わらず真っ暗。一昨日が新月でしたので、まだまだ月明かりも薄いのです。しかし今日は、すぐに他のお客さんが現れました。今日から宿泊のようで、同じ宿の方ですか?と声をかけられました。

昨日に続いて2日目の我々は、自信を持って「予定よりも少し早めに来てくれますよ」と答えるのです。連泊って、素敵。・・・宿泊代のことは、今は考えないようにしております。事前決済で支払い済みですし。

しかし、時間が経つのは速い。明日はもう、竹富島を離れ、石垣島まで戻ります。すっかりこの島が気に入ってしまったので、とても寂しいです。生まれ育った入出よりも落ち着く場所に来たのは、たぶん初めてですよ。