書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

飛び立って2日目

島にいます。昨日、島から島に渡って、明後日までこちらの島に滞在です。観光スポットの数は多くありませんが、島自体が観光スポット。島にいること自体が観光。そんな場所です。

天気はいまいち。曇り空。牛さんに引いてもらうツアーが予約してあったのですが、途中、見事に雨が降りました。

でもその後は雨には降られず時折日が射して暑いぐらい。10時半頃にレンタサイクルでこぎ出して、13時半には長女がギブアップ。思ったよりも起伏のある道で、乗り慣れない娘には厳しかったようです。私も後ろを気にしながら走るのに疲れました。

でも、楽しい時間でしたよ。そして、5時間以上1,500円のプランで借りていたのですが、3時間分の料金に負けてくれました。ショップのおばちゃんありがとう!

その後は宿の温水プールに浸かって楽しく過ごしました。子どもたちはこれが楽しみだったようです。目的地も明かさずに連れてきましたが、このプールはすぐに目に入りましたから。

昼食、夕食を宿以外で摂ろうとすると、送迎バスを利用して移動しなくてはならない不便な立地ですが、宿の食事は極端に高いので、外に出かけます。夕食後、迎えのバスを待つ場所は、外灯も無く真っ暗でした。部屋に備え付けの懐中電灯を持って出て良かったです。人数分おいてあるから違和感は感じていましたが、こういうことだったとは。

しかし、真っ暗でも、星空はチラッと見えただけ。自宅にいるときの方がたくさん見えるよ・・・

帰りの送迎バスの運転手さんがいろいろおしゃべりしてくれたのですが、外灯が無いのは、新たに設置できないからだそうです。そして、地元で生きてきた人間にとっては、真っ暗なのはかえって安心なんだそうです。犯罪が無い証拠、と。

なるほど。なるほど。妙に納得してしまいました。子どもたちにとっても良い時間になっているんじゃ無いかな。安くないお金をかけているので、何かしらの糧になって欲しいですね。