書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

小学校の遠足と、晋山結成の準備随喜と

娘の通う小学校には、キラキラ遠足という行事があります。キラキラ班といういわゆる縦割り班(1つの班に多学年の子が混じっている)単位で、いくつか設定された行き先の中から経由地と目的地を選び、行程を話し合いで決め、当日は楽しく回る、ウォークラリー要素のある遠足です。


行き先の1つに正太寺と、裏山山頂にある宇津山城趾が入っていて、たくさんの子どもたちが遊びに来てくれました。


学校行事ですのでそこで法話をしたりは無いのですが、私も長男と一緒になって何班か出迎えました。娘もなぜだか行き先が正太寺になってしまったらしく、元気にやってきましたよ!学校に戻ってまた帰ってこなくてはならないと思うと、大人には空しく思えましたが、本人はどうだったのでしょうか。


だいたいお昼過ぎにみんな帰って、私は午後からは市内のお寺で今週末に厳修される予定の晋山結制の準備に向かいました。道具類が足りているかを確認するのがメインの目的だったはずなのですが、それらは先週粗方終わっていて、今日はもっと大きなブツの移動やらなにやらに終始しました。


私としては、自分が裏方担当なので、直接道具の確認をしたかったのですが、先週行ったというその日は青少年指導者研修会の日だったのですよね。御住職の習儀の日だったはずですが、集まった数人で道具点検をしてしまったようなのです。そんなぁ。


どの法要で使う物なのかという付箋が貼られているので、それらを頼りに、自分の帳面と見比べながら、再点検です。やはり自分の手と目で確認しないと不安です。


夕方になってから首座さんの習儀となりました。私の絡む用事は概ね片付いたので、途中でご無礼してきました。その後、何時まで続いたのでしょうか。もうあと数日ですから、首座さんも緊張感が高まってきていると思います。


自分ももちろん経験してきた道なのですが、余り思い出したくないですね。1カ所ミスをしたのを、16年も経つというのに未だに思い出します。それぐらい強烈な思い出となるのです。


おや。自分が首座をさせていただいて、もう16年経ってしまったのか。はやい、はやいすぎる。どうりでお腹は出てくるし、風邪がなかなか治らないわけだ・・・