書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

連日Macの話題ですが

OSのマイナーアップデート(バグフィックスやセキュリティパッチが中心のアップデート)に失敗しました。アップデート適用途中で反応が無くなり、強制電源断したところ、起動しなくなりました。


Macを使い始めて10年ぐらいになるでしょうか。初めての経験です。原因の目星は付いているんです。先日からのMy Book Studio IIの不安定さを解消するためにいろいろとやっていました。最終的に初期化が出来なくて専用ユーティリティを強制終了したんです。そのままの勢いでアップデートを実行してしまいました。


ユーティリティソフトの強制終了、それもハードディスクに関わるソフトとなると、OSになんらかの影響を与えている可能性も十分に考えられます。事実、そうしたことをした後、OSが不安定になるということも、この数日で体験していました。


そんな状態でOSのアップデートなんて、やっちゃいけないんですよ。ただ、眠かった。アップデートを実行して、そのまま寝ようと思ったんです。浅はかでした。


それが夕べのこと。今朝起きて、Macが固まっていて青ざめました。強制電源断した先に待ち構えているであろう事態を予測し覚悟を決めたものの、その通りに起動しなくなると、さすがにショックでした。


TimeMachine機能でシステム全体のバックアップは取れている。消えて困るデータはMy Book Studioと、買ったばかりのハードディスクに二重に入っている。問題は無い。


リカバリモードでMacを起動し、TimeMachineデータからの復旧を選択。今日は一日外で仕事だったので、帰宅の頃には復旧が終わっている算段でした。しかし、帰ってきてさらにショックな事態が。


TimeMachineデータの入ったディスクが見つかりません的な表示が。


TimeMachine用に使っているディスクは、BuffaloのLinkStation。いわゆるNAS。LANで繋がる外付けハードディスクです。購入以降、TimeMachineが安定して使えるようになるまでに、ずいぶん苦労をした機械です。


それが、ここにきて、うまく動作していないのかと、今朝以上に青ざめました。


仕方が無いのでこんどはまっさらな状態でOSを入れ直します。これは簡単。リカバリーモードで起動し、そうしたメニューを選ぶだけで、インターネット経由で最新状態のOSをダウンロードしてきてインストールしてくれます。


その後、TimeMachineのデータを使って、環境を復元していきます。システム全体をTimeMachineから復旧するよりも、付加が少ないから、LinkStationもがんばってくれるはず、という考えでした。


そしたらLinkStation、電源落ちてる。よくよく確認したら、電源スイッチが、PC連動の位置になっていました。PCが電源落ちるとLinkStationも電源が切れる、という仕組みです。


Macのせいなのか、これはうまく動いていませんでした。復旧がうまくいかなかったのは、これが原因か・・・


常時電源オンにスイッチを入れ替え、それからはものの3時間ほどで必要なデータはすべて復旧できました。


システム全体では無いため、所々再設定が必要だったりしますが、おおむね昨夜の時点の状態に戻りました。もちろんOSは、最新になっています。


Macだからこの程度で復旧できましたけれど、最近のWindowsだとどんなもんなのでしょうか。標準機能でどこまで出来るのか。


こういうことがあると、外付けディスクへの投資は惜しまなくなりますし、Macに対する信頼度も向上しますね。アップデート失敗が直接の原因ですが、その原因をもたらした要因は、自分にあるわけです。Macもそこまではカバーできない、と。


しかし、良かった。消えたデータは今のところ、仮想化環境のWindowsだけです。バックアップデータは昨年の秋の物。まあ、この程度なら何とかなります。重要な更新がたくさんあるので、使えるようになるまでに時間はかかりますが。