書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

沖縄2日目

2日目の朝。出発は9時です。添乗員さんと比地大滝と大石林山に向かいます。久しぶりのメンズ2人旅。まさかこの人と一緒に旅をすることになろうとはね。


名護にあるホテルから1時間ほどで比地大滝に到着。入場料500円を支払って・・・事前情報では200円ということだったのですが、そこにはどう見ても500円の文字がありました。ネットを検索しても500円の情報は出てこないのに。


少しハイペースで歩くこと30分弱。滝壺に到着しました。途中は遊歩道として整備されていて、非常に歩きやすいです。傾斜のきつい階段もありますが、がっちりと整備されているので、危険は感じません。


でも所々に落石注意の表示が出ているので、頭上には気を配った方が良いのかも。


滝壺からは来た道を帰るだけですから、単調です。山にいるはずの鳥や小動物を紹介した看板が何カ所か立っているのですが、実物はついぞ見かけることはありませんでした。

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肝心の滝は、幼児を連れてくる気は起こりませんが、見せてあげたいという気持ちは起こる、なかなかの光景でした。亜寺の七滝よりは迫力有りますよ。落差は同じぐらいに思えますが、水量が多めです。


そしてなにより、景色が違うんですね。亜熱帯です。気が違います。葉っぱが違います。この景色は、比婆大滝ならでは。


まだ2月と言うこともあって、蚊に喰われることもなく、ただただ景色を楽しむことが出来ました。


その後は辺戸岬へ。沖縄本島最北端です。とりあえず写真撮ってきました。沖縄の海というと、ビーチのイメージばかりなのですが、ここの海は荒々しさも伴っていて、雄大な印象でした。水はきれいなのに、荒々しい。

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辺戸岬の周囲には高い木が無く、パノラマで見渡せるのが気持ちよかったです。名護から1時間半かかって、他には特に何もないところですから、家族を連れてくるには勇気が要りますが、やはり見せてあげたい景色でした。

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辺戸岬でソーキそばをすすり、いよいよ最終目的地、大石林山です。後から聞いたら、おきなわワールドと同じグループなんだとか。


石灰の岩が、長い年月をかけて雨などで削られて、ギザギザの表情を見せているのですが、ありとあらゆる所、無造作に存在しているので、貴重な感じが起こらないのが不思議です。実際、コース整備のために削り取った痕跡とか有りますしね。巨岩・石林感動コースから美ら海展望台コースに入り、亜熱帯自然林コースを通って駐車場に戻るという、一番距離の有るコースを歩いてきましたが、それでも1時間ぐらいでしょうか。

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やはり家族連れで来る気は起きませんが、展望台からの景色は最高でした。岩もすごかったし。行っておいで、とお勧めはしたい場所ですね。周りに観光地は何もないのが残念ですが。


辺戸岬から大石林山までは、車で3分ほどです。辺戸岬から、展望台のある場所が見えます。それぐらいの距離。本当最北部に二カ所しかない観光地が、しかも至近距離に存在しているという。まわりやすいと言えばまわりやすいですが、最寄りの観光地までは1時間ぐらいかかるはずです。でなければ比地大滝を選択するしかないという、家族連れにとってはかなり訪れにくい場所です。


二度目三度目の沖縄訪問で、行く場所が無くなってきたら行ってみると良いでしょう。添乗員さんが感動していたぐらいですから、この二カ所、良い所に違いはありませんよ。