書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

長女にひらがなの練習を

幼稚園年中児にとって、ひらがなを読めても、書くのは難しい。でも最近、お友達から手紙を貰うようになりました。年少のうちからひらがなが読めていた娘も、書くことはほとんどやってません。早生まれとは言え、後れを取っているような印象を抱いてしまいました。


さて、どうやって練習させようかと考えるに、効果的で親も楽が出来るのは、ゲーム仕立ての物。有名キャラクターを使った数千円する学習おもちゃもありますね。でも場所も取るし、何よりお金もずいぶんかかるし、というわけで、iPadで使える物を探すことにしました。


すでに娘もある程度使い方を心得ているiPad。簡単なゲームをルール無視で適当に遊んだり、落書きをしたりと時折使わせています。そこにひらがなを書く練習の出来るゲームがあれば、とても良い。


さがしてみたところ、「かなもじ」というアプリを見つけました。600円。フローリングカーペットやデスクなどで入り用な時期には600円といえどもおいそれとは使えませんが、娘のためならえんやこらです(大げさ)。


試しに遊ばせてみたところ、楽しく遊んでいます。しかし、肝心の書き方練習の部分はスルー。よく分からないようです。リンク先を見てもらえばすぐに分かると思いますが、幼稚園児にはちょっと理解するのは無理かな、と。それでもいける!と思って買ったんですけどね。


気を取り直して、別のアプリをさがしました。次に見つけたのは「ひらがななぞり」。これはiPhone用ですね。iPadでも画面が少し荒くなりますが、使えます。


こちらはひらがなをなぞることに重点を置いたアプリです。今回の目的にはうってつけ。最初からiPadに絞らずに探せば最初にこちらを見つけた可能性も高い。450円。最初の600円は、無駄になるかも・・・というぐらい、娘はご機嫌で使っています。


一文字一文字、書き順を見せてくれますし、筆順ごとに色も変えてあります。間違えると音で知らせてくれます。きれいになぞれれば花丸がどーんと出ますし、少し失敗しても、最終的に書き順を正しく書ければにっこりマークが出てきます。簡単な仕掛けですが、こどものやる気を維持させるには大変有効なようです。


このアプリの良い所は、無料版があるところ。あいうえお、の5文字だけですが、お試しで使うことが出来ます。しばらく無料版で遊ばせたら、他の字も書きたいと言うので、450円で正式版をご購入です。


50音、一気に書いてました。時折分からなくなって悔しくてぐずるのですが、使っているうちに、分からなくなったらすぐに書き順再生ボタンを押すようになって、自分で学習を進めるようになりました。子どもの順応力はすごいですね。


このアプリではたしてひらがなマスターになれるかどうかは分かりませんが、文字を書くことに興味は持ってくれたようです。嬉しい変化です。近い将来、次女も同じように学び始めるのでしょう。それもまた、楽しみです。