書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

久しぶりに、まともに宗務所に出勤することが出来ました。時間通りに勤務を開始できました。そしてお寺さんの来客はゼロ。業者さんが2人。なんとも静かな1日でした。


ただ、明日から梅花全国大会への旅行が始まりますから、梅花主事さんは気合い入ってました。今日は当番日ではないですけれど、旅行前日と言うことで、宗務所で直前準備に精を出されていました。私も一緒にお手伝いで、来客の少ない割に、忙しく過ごしました。


同じ当番日の庶務主事さんは、お葬式が出来て、キャンセルとなってしまいました。副所長さんも同じく。今年は旅行初日が友引なので、このタイミングで葬儀が出来ると、大会参加日である2日目が式当日となってしまいます。お葬式が終わってから追いかけても、宴会にも間に合いそうにありませんし、翌日は少し観光をして帰路につくだけの日程です。自然とキャンセルという流れになってしまいますね。


全国大会と檀信徒研修会は、それぞれ二泊三日の旅程を組みますが、三日間、何事もないと言うことは滅多にありません。職員が誰かしら、減ってしまいます。随行のお寺さんも、やはり徐々に減っていきます。当たり前の光景です。私はまだ副住職という立場ですので、宗務所の仕事を優先させて貰うことも可能ですけれどもね。


今日は14時に上がらせてもらって、宗務所からさらに30分ほど車で移動し、来月開催する行事の打ち合わせ会へ行ってきました。記念法要の殿行(法要の裏方)のお役を頂戴しましたので、打ち合わせがとても大事です。どうやら今日が最初で最後の打ち合わせで、あとは当日の直前打ち合わせのみのようですし。


2時間ほどかけて、行事全体の打ち合わせと、法要の打ち合わせをみっちりと行いました。法要を行う現場は見に行けなかったので、不確定要素の多い状況ですけれど、臨機応変に対処出来るように、1つのことについて複数のシナリオを立てました。おかげで、法要自体は割とポピュラーな内容なのに、殿行の動きは直前まで決まらないという、どっきどきの内容となりました。楽しいですね。


心配なのは、スタッフの大半が、静岡県第三宗務所管内の方、ということですね。私は第四、お隣です。お隣ですが、普段の交流はそれほど多くはありませんので、雰囲気が違います。第四の方達と同じようなつもりで行動すると、おしかりでも受けるんじゃないかと、そういう緊張感があります。第四はわりかしアットホーム色が強いので。


今日の打ち合わせ会に行くのも、嫌な緊張感を抱えながらでした。当日もきっとまた、この緊張感を抱えていくことでしょう。大半の方の顔も名前も分からないんですから。何で呼ばれちゃったかなぁ。でも、これも、貴重な経験です。乗り越えて、糧にしなくてはもったいない。がんばりますよぉ。