書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

子どもの意見は、ストレートで時に父親を落胆させます

急に高熱を出した娘のために、先日録画しておいたドラえもんの映画を、DVDで見れるようにしました。こうした作業は初めてではないのですが、今回は作業手順が変わる理由があって、いろいろとなかなかに大変な作業でした。


今朝になって平熱に戻ったものの、咳は続いているため、なるべくおとなしくしておいて欲しいところ。手術も一週間後に迫っています。また咳のために延期となったら、娘にとってもストレスです。4歳になったばかりですが、手術についてある程度理解しているようですし。


ポータブルDVDプレイヤーを枕元にセットして、「ドラえもんを見せてあげるから、ベッドで見ながら横になってなよ」と言いながら、喜ぶ顔を想像しました。それなのに、返事は


アンパンマンが見たい」


昨夜は晩ご飯の後、これもまた録画したアンパンマンをそのまま(CM付きで)何話かまとめたDVDを見せていました。14話ぐらいしか入っておらず、高熱出す度に登場しているので、今までに何回も見ています。でも未だに娘のお気に入り。


それをまだ見たいというのです。昨日の今日ですよ。12時間ぐらいしか経ってませんよ。それなのに、CMカットまでしてきれいに編集したドラえもんを見てくれないなんて・・・


しょうがないんです。アンパンマンの映画ならばこんなことにはならなかったはずです。たしか3歳の誕生日に買ってあげたアンパンマンの映画DVDは、車に乗る度に見たがります。旅行の歳に見せてるものですから、車=アンパンマンという発想なのですよね。常に運転手で映像を見れない私でも、次の台詞が予想出来るぐらいに繰り返し上映されました。それでも見たがるのですから、昨夜苦労してDVDにいれた映画が、アンパンマンであったなら、娘はどれほど喜んでくれたことでしょう。


ドラえもんも好きなはずなのですよ。なんでだろうなぁ。


手術後のぼぉっとした時間にでも、見せてあげようと思います。その時は、アンパンマンのリクエストを強引に押し切ってね。