書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

チリから津波がやってきた

地球の裏側から、津波がやってきました。震源地となったチリの人たちのことも気になりますが、避難勧告の出ている地域に住む嫁さんの実家のご家族のことも気になります。現在21時過ぎ。第一波が到達してから8時間近くが経過します。素人考えでは、そろそろ大丈夫なのかなと思うのですが、津波警報が解除されるまでは、避難勧告も継続されるでしょう。


専門家の判断に任せるしかないと思いますが、不自由な環境で、苦労されているだろうことを思うと、その他の地域の非難されている方々も含めて、胸が苦しくなります。


幸いなことに日本ではまだ津波による人的被害は出ていない模様です。今後もそうありますように。


そしてチリはといえば、国土の広範囲に被害が広がっているため、全体像を把握するにもまだ数日を要するとの報道でした。阪神大震災の時も、全体像が明らかになったのは、ずいぶん経ってからだったと思います。日に日に増える死亡者の数に、戦慄を覚えました。チリに於いては、震源から100kmも離れた地点で、河に架かった大きな橋が崩れていますし、200km以上離れたところでも建物が崩れたりしています。おそろしい破壊力です。


今はまだ死者の数が数百人となっていますが、願わくば、これ以上増えませんことを・・・


ハイチの地震からまだふた月経っていません。自然現象には逆らえないとはいえ、人間が如何に小さな存在であるかと言うことを、地球から示されているような思いです。