書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新年宗務所役員会開かれる

年に一度の宗務所役員会が開催されました。次年度事業計画について、担当役員毎に詳細に検討していただき、一部再調整が必要となりましたが、おおむね賛同していただきました。書記という責任の軽いポジションとは言え、無事に終わってほっとしています。


宗務所にとっては、最後の役員会でした。4年前、青少年教化委員として出席したことはありましたが、主催者側として運営することの大変さを実感しました。受付だけを考えても、30人強の人数ですから、お顔を拝見して名前が出てこないのは、失礼になってしまいます。しかし、それがとても難しいのです。


それが4年を経て、僧侶に限れば顔と名前が一致しない方は(ほぼ)いなくなりました。やや自信が持てずに取り出す印鑑に集中したりもしましたが、おおむねOK。そうしたちょっとせこいやり口にも慣れまして、成長を実感しましたね。


何よりさっぱり緊張しないのが、慣れを象徴しています。無論、司会進行される教化主事さん他、各事業に責任を負っている主事さん方や、総責任者たる所長さんは、それなりに緊張をされていたと思います。びしっとしまってましたし。かっこいいですよね、そういうの。


今日の会議で事業計画が定まりました。年中行事である檀信徒研修会の内容検討もいよいよ動き出します。平成22年度は任期中に一度開催する慣例になっている檀信徒大会もありますし、管区人権学習会の当番にも当たっています。


書記としては主事さんのお手伝いに精を出すほか無いのですが、なるべく主事さん方が背負い込んでしまわないように、進んでお手伝いをしようと思います。大変そうな所はついつい逃げ腰にもなりますが。


いよいよ今期宗務所の最後の一年が動き出しました。12月初旬の引き継ぎ会まで、有終の美を飾るべく、全力疾走です。