書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所忘年会

通常勤務の後、忘年会となりました。先週までの2週はとても暇で時間を持て余すほどだったのですが、忘年会を控えた今日に限って、忙しく過ごすこととなりました。職員会議もありましたしね。


忘年会とはいえ、実は夏に開催した禅スクールの慰労会も兼ねているため、メンバーは職員だけではありません。少し気を遣う、そんな忘年会でした。


一番大きな仕事は、教化主事さんの使うパソコンを新調する手配です。7年ぐらい使っているんじゃないかというそのパソコンは、ここ2年ぐらい、不安定な状況をだましだまし使っていました。


最近は、起動中に沈黙してしまい、教化主事さんが常に不安を抱えながら仕事をするという事態になっていました。


金庫番である庶務主事さんが、今年度の残り行事と予算を考えつつ、パソコン一台なんとかなりそうという結論を出しましたので、私が手配をすることに。


他のパソコンやサーバーをお願いしているいつもの業者さんに、職員会議の終わった頃に来てもらうことにしておいて、今までの取引状況からして富士通製品を勧められるはずでしたので、あらかじめどんな機種があるかWebで調べておいて、ある程度現在のモデルを把握し、目星を付けておきました。


そして案の定、富士通製品のカタログを持って現れたその方と、およそ5分のやりとりで機種を決定しました。お互いに、「これしかないよね」という感じだったのです。良いのか悪いのか、ラインナップがすっきりしていて、画面サイズに重きを置いて選定すると、ほぼ1機種に絞り込まれるのです。あとは、Windowsが32ビットか64ビットか、というぐらい。それに伴ってメモリの最大値が変わるのですが、標準搭載量は変わりありません。


長く使う物なので、一時の支出額よりも5年後にまだ現役で使えるかどうかが、性能面での選択指針です。とはいえ、そうやって見ていっても、32ビット搭載機と64ビット搭載機の差額は2万円ほどしかありません。現状ではオフィス仕事には32ビットで十分な性能なのですが、3年後ぐらいにどうなっているかというと、32ビットは時代遅れになっているのは間違いないでしょう。だって、その範疇での性能向上はもう見込めませんから、パソコンメーカーが新機種を売っていくためには64ビットへの移行を促すのが当たり前です。


そんな具合で機種選定は終了。最後の仕事は、教化主事さんに色の希望を聞くことでした。セットアップ費用込みで15万円ほど。ま、これで、後々何かあっても電話一本で来てくれますから、悪い額ではないと思います。


この5分が、今日一番気合いの入った時間でしたね。やっぱり、自分の物ではないとは言え、パソコンを買うのはなかなか楽しいものです。