書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

まだまだ見つかる進達システム不具合

一通りの機能が備わってからすでに1年半ほど経過しようとしている私の作った宗務所用進達システムですが、未だに不具合が見つかります。普段使っていない部分の機能で顕著ですね。テスト不足です。


しかし、日常的に使用している部分でも、想定しなかったような事が起こって不具合に繋がる場合もあります。全ての自体を想定することは無理なので、いろんなところにチェックを入れて、意図しない状況になる前にエラーメッセージを出すように気を遣って作っているのですが、やはりそこは素人作りの悲しさ、まだまだ作り込みが甘いと言うことでしょう。


今期宗務所は来年の12月までです。それまでの間に不具合が出尽くさないと、次期宗務所で使用するのには問題が出てきます。たまに呼ばれて不具合を直すぐらいは、まあその、やりたくはないですけどそのうちには業者さんの作っているシステムに統合されるはずなのでしばらくの辛抱と思えます(今期の間にそのシステムが動き出すつもりでいるのですが、最近開発状況がめっきり聞こえなくなってきた・・・)。しかし、進達書類のデータなんて、本来は宗務所職員以外の人間が目にすべき物ではありません。機密情報として厳重に保護するほどのデータではありませんが、外部にだだ漏れにして良いというほど緩い物でもありません。


そんなデータをシステム修正のためとはいえ、目にしたくはありませんよ。何かのトラブルの元になってもいけませんし。


というわけで、不具合を出来る限りつぶすか、新しいシステムへの統合を急がせるか、なんとかしなくてはなりません。もうよっぽど、まずいところはないと思っていたんですけどねぇ。今日も実は不具合が発見されたのですが、大事なデータベースに影響が出るような大がかりな物ではなく、必要な入力項目を満たしていないことをシステムが知らせてくれず、しかも想定外のエラーになるわけでもなく、ただボタンを押してもうんともすんとも言わない、という症状でした。


致命的ではないものの、急いでいるときには、あれこれ思案している余裕はありませんから、どんどん時間が過ぎていくという事態になりかねません。そういう小さな部分までしっかり作り込む必要があるわけですよね。地道なテストは苦手ですし。あぁ、気が遠くなる。