ようやくiChatをする機会がありました。普段はSkypeでやりとりをする友人に、無理矢理iChatのアカウントを取らせて実験君です。
結論は、Skypeの安定度が群を抜いていたことと、iChatのデスクトップ共有は、そのまんまリモートデスクトップだったという発見。通話音質とビデオの安定度はSkypeが上ですね。そして、滅多なことでは切れないのもSkype。iChatは割とあっさりと切れてくれます。ただ、安定しているときはかなり安定しています。不思議なしろものです。
iChatのデスクトップ共有機能は素晴らしいです。共有した画面を、相手が操作出来ます。画面をと言うか、すべてを、ですね。乗っ取られます。こちらの操作も効きますから正確には乗っ取りではないですけれど、自分が操作していないのにマウスカーソルが動き、文字入力されていくのは、新鮮です。昔っからリモートデスクトップという機能がありましたが、一般人には縁遠い物でした。それがiChatがあれば出来るというのはすごいですね。難しい設定は一切ありませんし。
Skypeも、Windows版、Mac版共にベータ版にはデスクトップ共有機能が追加されています。こちらは見せるだけです。相手は操作出来ません。ただ、見せる範囲を細かく指定出来るので、これはこれで良いかもしれません。ケースバイケースでしょうか。
通話の音質はSkypeが上と書きましたが、ハウリング（エコー）が発生しないのはiChatです。Skypeはガンガン発生します。何かどこかで調整出来るところ、あるのかなぁ。iChatはなんら設定無しにハウリング無しですから、悩まずに済みます。ただ、通話が切れてしまいます。デスクトップ共有も、何度かやってみた物の、出来たのは１回だけでした。何がおかしいのか。
通話が切れるのは困るし、かといってSkypeよりも便利な部分も多いし、なんとかiChatを安定して使えるようにしたいですねー。
