書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

初遠足

長女の通う幼稚園で、初めての遠足がありました。私は次女と留守番の予定だったのですが、まあいろいろと事情がありまして(ちょっと熱があったりとか)、途中で様子を見に遠足に出かけた先へ行ってきました。近くでしたのでね。


そしたら、娘の一番の友達のお母さんが、Panasonicの一眼、DMC-G1を持ってきているじゃありませんか。持っているのは知っていましたし、一度現物を見せてもらったこともあるのですが、遠足に持ち出してくるとは。コンデジと比べたらさすがに大ぶりですけどね、一眼レフ機と比べたらかなり小さいのです。あの大きさなら、持ち出す気になります。


そのあたりの使い勝手で、α350を買うときに最後まで悩んだ対抗馬が、G1でした。師匠の還暦祝いに兄弟で贈ったNikonのD70と比べれば一回り小型化されていますが、G1と比べたらやはりずいぶん大きいです。先日購入したTAMRON A16のおかげでまた少し大きくなってしまいましたし。こいつを遠足に持って出かけられるかというと、なかなか厳しいものがあります。


カメラだけなら良いですけれど、子どもの着替えやお弁当、その他必需品が詰まった嫁さんのバッグはかなり重そうでした。それに加えて一眼レフを持っていくなんて、無理です。場合によっては子どもを抱えて異動することもあり得るのですから。その子どもは子どもで、お弁当の入ったリュックを背負い、水筒も持っているのですから。


で、様子を見に行っただけの私は、次女の身の回り品があれば良いだけですのでそれほど重装備ではありません。出かける寸前まで、α350を持ち出す気でいました。でも、まだ歩けない次女の場合は、出先では撮りづらいんですよねぇ。歩くようになるといろんなシチュエーションで撮れるのですが。


そんなことを考えいたら、何もわざわざ持って行かなくても良いか、なんて思ってしまい、置いてきてしまったのでした。それがあったので、G1を見たときのショックは大きかったですね。あの大きさなら、今日の状況でもとりあえず持ってきていたことでしょう。


一言で言えば、悔しいと。やはりね、自分のバッグと、カメラのバッグと二つになるから行けないのです。むき出しで持って行くにはちょっと目立ちすぎるし。やはり自分の持ち物とカメラと両方入り、かつおしゃれなあのバッグが欲しいところ。そのためには貯金を・・・と、先日日記にもないとこの話にループしてくるわけですよ。恐ろしいですね。


ま、でも、悔しいと言っても、普段の撮影では、A16の17mmから50mmまで全域F2.8という明るさを活かして、室内でもノーフラッシュで絞り開放の背景ボケボケ写真を撮って楽しんでいますから、これはこれで楽しいですよ。G1で使える標準ズームレンズには、全域F2.8なんていうレンズはまだ登場してないと思います。そのうち出るかもしれませんが、これはやはり、今までのレンズ資産がある強みですね。しかもA16
はこの性能にしては破格の安さですし。


やっぱりカメラは機種によって一長一短。遠足に持ち出すには厳しいかもしれませんが、向いているシチュエーションでたくさん撮ろうと思います。


私が娘の付き添いで遠足に行ってたら、持って行っていたとは思いますけどね。好きなら出来ちゃうのです。