書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

長女の入園式でした

待ちに待った入園式でした。まだ3歳になったばかりの長女を、園は受け入れてくれるとはいえ、はたしてちゃんと通えるだろうかと心配は大きいのですが、本人は最近とみに行く気が旺盛になので、きっとこれで良かったんだろうなと考えています。


4月生まれの子と比べれば、3月生まれの長女はほぼ丸一年成長に差があるわけです。そして、親とべったりで暮らす時間も、それだけ差があります。子どもそんなことは分かりませんから、幼稚園へ行けと言えば行くのですが、実際には送り出す親の方が寂しいのです。


四六時中一緒にいる母親は、寂しさとともに解放される時間も得られるわけで、父親とは違う感傷を持っていることでしょう。私は単純に、お昼過ぎまで近くにいてくれなくなるのが、寂しくて仕方ありません。仕事の時は離れていて、お寺の中で仕事をするときは近くにいる。仕事で泊まりででかければ母親に全てを任せてしまうのですから、何があってもそばにいなくてはならない母親とは、全然違いますよね。


無事に入園式を終え、クラスで先生の話を聞いたり、手遊びしたり、マイペースに本を読んだりする姿を見ながら、いよいよ親べったりの生活からギアチェンジしていくことを喜びつつも、寂しさがこみ上げてくるのをぐっと堪える。お寺のようにしょっちゅう一緒にいる生活でなければ、父親が子どもと共に過ごす時間はそれほど多くはありませんから、ここまで寂しさは感じないと思うのですが。


共働きで早くから保育園へ入れている家庭は、とっくに日中は離れて生活しているんですし。


こんな父親は情けないですかね。
残念ながら、今はまだ、そんな父親です。
早く子離れをしなくてはなりませんね。