書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

午前中は気持ち悪く。午後は快調。

夕べ寝る前に、咳止めの薬を飲みました。朝方まで一眠りでした。お祭りに出かけた疲れなのか、薬の影響なのか。今日もお祭りなので、体の疲れ具合は昨日と同じ、検証は出来ませんね。


朝のうちは調子が良かったのですが、9時頃から何となく具合が悪く、これが薬のせいなのか、単純に風邪のせいなのかは分かりません。風邪のせいならば、今夜も安心して咳止めを飲めるんですけれどもね。明日は宗務所出勤日。9時と言えばちょうど出勤のための運転中です。そんな最中に具合が悪くなるのは嫌ですし、危険です。それでも咳で眠れないよりは良いのかな。


本当は、お祭りに行かずに体を休めておくのが一番だったのでしょうけれど、父親としてはそうもいきません。今日を逃したら来年まで無いのですから。


ただ、仏教では一寸先の命の保障がないことを説きますけれど、こういうとき、どう対処するかは悩みます。来年生きていることを信じて、今しっかりと体を休ませるか、明日の命の保障もないのだから、いま無理してでも子どもたちにお祭りを体験させてあげるか。どちらをとるのか。


まあそこまで大げさに体調が悪くないので、深い悩みではありませんが、どこかで聞かれたら咄嗟に答えられないなと、思うのです。


いやもっといえば、実際にそういう教えを説く時は、「だからほんの少しの時間も惜しんで修行に励みなさい」と続くのですから、お祭りに行くのは関係のない話です。何事にも修行ありきです。


修行が前提であれば、体を休めるのが先決です。でなければ満足な修行は出来ません。修行僧の食事内容、規則正しい生活も、一つには体を健康に保つことが目的なのです。


今日の選択肢は、修行じゃないですからね。でもこうしてちょっとした無理を重ねていくと、疲労が蓄積されていくのかなぁとは思います。無理した代わりに、休める時にはしっかり休むようにしませんとね。