書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

なんだこの暑さは

訳の分からない暑さと格闘しています。おときに回る件数としてはけっして多くはない、午前中の6件という数。それにもかかわらず、暑さのためにものすごく体力を奪われ、あっという間にへとへとに。へとへとだけならば休めば回復するのに、休んでも回復しないのは、ヘトヘト以外の何かがあるのかも知れません。


午後はさらに暑さが増し、どうにもならない状態に。お経の後に出される冷たい麦茶をぐいっと飲み干し、お腹の中が冷たい間に、次のお宅へと移動します。それでどうにかこうにか、辿り着ける。


扇風機がこれほどありがたいと思った夏は、初めてです。お寺から最初のお宅に歩く間に着物の下は汗で濡れ、それが扇風機に当たることによってヒンヤリとしてきます。おかげでなんとか、お経を読める。それでも顔中から汗が噴き出し、ハンカチで拭いていると目に入ってしみて辛い。


毎年思うのですが、こんな暑さの中、外で仕事をしている方々は、どれほど大変な思いをしていることでしょう。農業、漁業、土建業、警備、他にもたくさんあります。屋根の下でお経を読むだけでこれほどまでに消耗するのですから、ほんとうに頭が下がります。


くれぐれも体をこわさないように、気をつけていただきたいと思います。私も、倒れないように心がけます。