書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

灰作務

お盆準備恒例、灰作務です。晴れているのに、ここ数日を思えば十分に過ごしやすい気温でしたので、灰作務を敢行。多少風があったので灰が舞うことが予想できましたが、それには目をつむって。灰まみれになるのを我慢すれば良いだけです。倒れるほど暑いよりはマシ。


2時間はかからずに終わりました。通常、灰作務というのは、きれいにこした灰を香炉に戻した後、真っ平らに整えるのが最も難しいのですが、数年前から正太寺で使っている灰は、線香が最後まで燃え切るように灰の粒と粒の間に空気がたくさん入るようになっていて、そのためにふかふかしています。専用の道具を使って真っ平らに整える作業はほぼ不可能。作業台(今回は縁側)と香炉をトントンと当てることによって振動を与え、なるべく平らになるようにするしかありません。なので、一つの香炉に数分かかっていたこの作業が、数秒に短縮されたのです。これは真剣に嬉しい。


不器用なので、なかなかきれいに整えることが出来ないでいたので、ストレスが減りました。


午後には、先日の霊場会懇親会の議事録をようやく発送。懇親会なのに議事録があるというのもカタッ苦しい話ですが、様々な意見が出されましたので、それを全員で共有することは有意義です。懇親会の日は、準備を自分の事務室で行って、あまりの暑さに熱中症一歩手前かという状態になりましたが、これをきっかけにエアコンが導入され、今日は快適に作業が出来ました。能率が全然違いますね。30度に設定しているのにこの快適さはどうですか!


こんなとこならもっと早くエアコンを入れれば良かった。能率をコストに換算したら、いくら損をしたことになるのだろうか。もっとも、エアコンへの投資を回収することにつながる能率でなければ意味はないのですが。


それはそうと、今日、9月に予定していてるボランティアイベントのことについて電話でやりとりするはずだったのに、なぜか昔のMacの調子を取り戻す方法についての話になっていました。うーむ。本題はどこへ。