書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

今日は7月お盆で出勤出来ない職員の代わりの、代理出勤日です。月曜メンバーがそのまま今日にスライドして出勤しました。相変わらずにお客は無し。代わりに、ちょっとした修了証を作成しました。


名簿を読み込んで、すでに印字されている修了証に、寺院名と名前を、うまい具合に重ね印刷します。修了証自体は宗務庁より発行されてきますので、予備もありませんし、宗務所で作成することも出来ません。なかなか面倒な代物です。宗務所で1から作成出来れば、位置あわせに試行錯誤することもないのですが。


一番簡単なのは、Excelで名簿を作って、Wordに差し込み印刷することでしょうか。一太郎でも構いませんね。少し本格的にすると、Accessでテーブルに名簿を読み込んで、レポートをうまいことデザインして印刷する、と。こちらですと、名簿用のデータ入力、名簿印刷、修了証印刷まで、すべてAccessで済ませられますし、ちゃんと組み上げれば、誰でも簡単に使える物に仕上げることも出来ます。


私はあまり差し込み印刷をしたことがないので、Accessでやる方が簡単に思えるんですよね。ですからとりあえず今回はAccessで作成しました。元の名簿は一太郎で作られていましたが、切り貼りでExcelに読み込み、それをAccessにインポートすることで、入力作業を省くことが出来ます。


後は位置あわせ。修了証に定規を当て、ガイドのメモリと見比べながら、レポートをデザインしていきます。項目数はわずかですから、すぐに試し印刷。修了証に重ねてずれを修正し、最終的には修了証をコピーした物に、印刷をしてみて確認。おおむね希望通りになったところで、本番印刷となりました。


当初、表のインポートがいまくいかなくて手間取りましたが、終わってみれば1時間足らずに仕事でした。一太郎で作成された表を読み込んだため、項目名に変なスペースが入ってしまって、インポートのエラーが出たのさえ無ければ、30分ぐらいで終わったかも知れませんね。


来年度以降使って行くには、私がいるときに修了証印刷をするのであれば、これ以上手を加える必要はありません。他の人が使うとなると、既存のレポートに合うように表をインポートするのは難しいでしょうから、最初の名簿作成からAccess上で行うようにしなくてはなりません。そのためのカードフォームと、名簿印刷用のレポートデザイン、すでにある僧侶データベースから選択するだけで入力出来るようにしたり、参加年度の管理も加えなくてはなりません。そうすると、どの年度の物を印刷するのかも選べる必要が有りますし、けっこう加える機能が多くなって手間ですね。


技術的には何も難しい部分はないのですが、手間がかかるので悩んでしまいます。どうせ作るのなら、説明無しで使える物にしたいですし、でもそこまで作り込んだとしても、年に一度しか使いませんし。いや、年に一度しか使わないから(印刷ミスも出来ませんし)、簡単に、確実に扱える物である必要があるのですけれども。


費用対効果がよろしく無いんですよね。進達システムみたいに毎開所日に出番のあるものなら、気合いも入るのですが。追々考えていきましょうかね。特別ボーナス出ないかな(笑)