書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

布教師総会

布教師総会に参加のため、名古屋市内にある永平寺別院へ行ってきました。宗務所職員は、布教師会のメンバーに数えられるため、総会に出席する必要があるのです。


午前中は総会と、3つの部会に分かれての協議会。午後からは講演が二つ。最初の講演は今年の官長告諭の解説というか、お檀家さんなどに説明するための予備知識としての内容でした。次の講演は、人権学習として、劇団希望舞台の公演する釈迦内柩唄を、最近では一人芝居で演じる俳優座の有馬理恵さんのお話と、釈迦内柩唄の一人芝居バージョンをさらに20分に短縮した「曹洞宗バージョン」(ご本人の談)を見せていただきました。


二つの講演ともに、私なりに得ることのある講演でした。別院本堂で、全員座り込んだままで聞いていて、講演だけでも計3時間ですから足が痛かったり腰が痛かったり、なかなかしんどいところもありましたが、収穫があって何よりでした。せっかく足を運んできたんですからね、自分なりに何かしら得られたというのはうれしいです。漠然と聞いているんじゃくて、自分の中に取り込んで、それを取り出せるように整頓できたんですからね。


今日得たものを、私の話を聞いてくれる誰かのために活かせられるように、さらに整頓をしておきたいと思います。