独身時代はお年忌のある日曜日の昼食は、インスタントラーメンになることが多くありました。カップ麺とか。だいたいお昼にかかる時間までお年忌はかかってしまいますし、母はお茶を皆さんにふるまうにの忙しい。
師匠も私もお年忌を終えた後はお腹が空いているのですぐに昼食を食べたがります。後にお席が用意されていればそちらにお邪魔することも多いですが、午後からの予定如何でそれも叶わないことも多くありました。
そんなときに心強いインスタント食品です。
とはいえ、私が結婚してからは、母と嫁さんが分業でお茶出しと昼食の支度をがんばってくれていましたので、インスタントラーメンを食べることはほとんどなくなりました。たまーに恋しくなって、理由もなく食べたりはしますが、子どもが生まれてからはそれもしなくなりました。子どもが欲しがるとか、子ども用に準備した食事を食べなくなるとか、いろんな理由がありました。
おとといの夜に娘を嫁さんの実家に預けていましたので、昨日は師匠夫妻と私だけの昼食。お年忌2件でお茶出しに忙しかった日の昼食。久しぶりに、インスタントラーメン登場の十分条件が整いました。
そうして食べるラーメンの、おいしいこと。
久しぶりと言うことも手伝って、格別の味わいでした。
生卵を一つ落としただけの、ほぼ素ラーメンがこれほどおいしいのは、不思議ですね。
懐かしさも、あるのかも。