書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所仕事始め

今日からいよいよ平成20年の宗務所がスタートします。日付が書き慣れませんよ。しかも今日は20.1.9。新年旧年が合わさったような日付でした。


年末年始の間に貯まっていた郵便物等の書類も思ったほどではありませんでした。面倒な書類もなく、淡々と受付簿に記していくだけ。平和なスタートです。


午後になるにつれ、出入りの業者さん方がお年賀に来てくださいました。進達も2件。そこそこの忙しさでした。


今月は、宗務所役職員が勢揃いする新年役員会があります。来月は、宗務所の主催する梅花流詠賛歌奉詠大会。予算を決定する予算所会もありますね。主事さん方は大忙しです。


書記は、来年度に向けて、課題が1つ。進達事務の手順が変更されることになったため、そのへの対応を考えねばなりません。宗務庁に申達の手数料を送金する際、郵便局の振替口座に払込用紙を使って払い込むのですが、その受領証のコピーを送ってよこせと宗務庁からのお達しなのです。


今までは、郵便局で別の書類に、たしかにお金を受け取りましたという証明印を押してもらって、それを書類に同封して郵送していました。宗務庁では、その証明を見て、振替口座の入金通知を待たずして、事務処理を進めてくれるという案配でした。入金確認までの何日かが、短縮されるわけです。


郵便局の民営化後、その証明印を押してくれない郵便局が出てきたということで、代わりの手段として受領証のコピーを送ってよこせという方法になったそうなのです。現場の意見の汲み上げがされた形跡がありませんけど。


順を追って考えましょう。
まず、入金のために郵便局に行きます。
受領証を受け取ります。
今まではこの段階で、別の書類に証明印をもらって、進達書類に同封して投函していました。それが出来なくなるので、一旦宗務所に戻ります。
宗務所にて受領証をコピー。
コピーを同封。
投函のため、再び郵便局へ。


すっごい無駄じゃないですか?
世の中の組織では、こんなに無駄なことが平然と行われているのでしょうか。


進達書類の処理が遅れても良いから、受領証のコピーを同封せずに書類だけ郵送してしまいたい気分です。ハンディコピー機を入手しようとか、いろいろ手だてを考えるものの、決め手になるような案が出てきません。


いっそ口座引き落としにしてくれないものかな。今でも払込用紙は赤線なので、手数料は宗務庁持ちです。なら、面倒なのは、最初の手続きだけでしょ?
みんな幸せだと思うのに。


そういう愚痴とか、画期的な案とかを考えるので、これからしばらくの書記の大きな仕事になります。さっさと解決したいものです。


・・・解決というか、諦めるというか・・・