書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

完全復帰

マスクはかけてますが、完全復帰です。体温もぼちぼち。朝起きたら平熱よりも0.5度ほど高くてドキッとしましたが、その後は順調に下がり、夜には0.2度高いだけに。これぐらいなら誤差でしょう。だいたい、自分で考えている平熱ぴたりの体温表示は見たことありません。そういうときは体温計りません。


次第に雨模様という予報だったため、焦って灰作務に取りかかりました。一般的には灰ならしと呼ばれる作業です。なんでも「作務」と付けるのがお寺流。本堂の一番大きい香炉から始まって、位牌堂の真ん中の大きいヤツ、そしてお檀家さんのお位牌の前に置いてある香炉計6個、その他本堂位牌堂各所にある香炉を計9個ぐらい、かな?


あわせて稲荷殿の香炉、家の仏壇の香炉、そして一般焼香用の角香炉4つを灰ならしして、だいたい1時間半ぐらいでした。西の空と睨めっこしながらでしたが、風がなかったために作業はスムーズで、いつもより早く片が付いた印象です。


その後、花ガラ入れを一端空にするべく軽トラに積み込み、環境センターへ。その頃には雨が降り出してきました。そんな作業の合間に自分の車と嫁さんの車にガソリンを入れて、家の仕事も少しずつ。ようやく娘の正月飾りも出しましたよ。一年ぶりにお目見えの羽子板は、やっぱりきれいですねぇ。床の間が華やかになりますね。これで31日にはお餅もお供えされて、そしたらあっという間に正月気分です。


まだまだ掃除は進んでいませんし、我々が生活するスペースの大掃除なんか、さっぱりする時間がありません。毎年のことですが、これが一番悲しいかな。お寺はピカピカなのに、庫裏の大部分は掃除も適当で・・・時間がいくらあっても足りませんよ。


そろそろお歳暮(付け届けというヤツですね)を届けてくれる方が増えて参りました。そのお接待もなかなかに大変です。こちらは母と嫁さんと娘の出番ですから、私と師匠は他の仕事をしていられますけれども。


忙しい年の瀬、お寺もみなさんのように慌ただしく過ごしています。夜中になって霊場会の通知文書に取りかかったら、同封するものがさっぱり足りなくて困ってしまいました。文書の日付は明日にして印刷、会長印まで押してしまったのですが、どう考えても明日には出せそうもありません。年明けか。そうなると中の時候の挨拶も書き換えないといけなくなって、せっかく印刷したのに使い物にならなくなってしまうようです。31枚。もったいない。結局今夜の成果は、文書の大事な部分の日付を間違いなく書き換えたのと、封筒の宛名印刷だけとなってしまいました。三つ折りも、ハンコ押しも、封筒詰めも、全てがパァーッ。がっくし。


そんな勢いで書いているこの日記ですら、自ずと文脈もバラバラです。この文章から、私の落胆ぶりを察してください。病み上がり初日の仕事がこれじゃあ、明日に向けて勢いがつかないなぁ。