書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ソフトの使い方を習得するのが大変なお年頃

先日、ホームページに載せる予定の動画編集用にFinal Cut Express4を購入しました。いろいろ構想はありまして、素材となる映像をいかに撮影するかに楽しく頭を使っているところです。


それに先だって、使い方の習得も兼ねて、昨日撮影した映像をショートフィルムにするために使い始めました。Macに付属してくるiMovieでの編集には慣れていたため、同じApple社製だし、簡単に使えるんじゃないかと高をくくっていたのですが、大間違い。


プロ用途のFinal Cut Proという製品をコンシューマー向けにダウングレードした製品ですので、基本的な使い勝手はプロ用途のそれと同じです。プロ用ですから、効率性は重視されていても、「パッと見て使える」という部分はそれほど優れていません。だって、パッと見て使えませんから。


初心者がパッと見て使うには、iMovieは素晴らしいですね。Final Cut Expressを使ってつくづく思いました。本来複雑な作業が必要な映像編集を、機能を削りながらも必要な機能はしっかりと残して、使いやすいソフトに仕立てています。それがほんとに、身に染みて感じられました。


紙のマニュアルもほとんど付属しません。あるのはPDFのマニュアルです。印刷するにはページ数が長大すぎるので、画面上で眺めることになるのですが、紙で仕立てられてたほうが覚えも速い気がします。電子マニュアルは、やはり嫌いだぁ。


解説本も旧バージョンのものが数種類存在していますが、なかなか高価です。ソフト自体は安価なのに、台無し。思いの外解説本が少ないので、きっと気合いで使いこなせるものだと考えて、今はひたすら電子マニュアルとにらめっこしながらトライアンドエラーを繰り返しています。


iMovieと比べて出来ることが桁違いに多いですから(だから、日経Linuxの定期購読を中断し、その資金を回して購入したのです)、習得して使いこなさなくてはなりません。仕事で買ったソフトですからね、それはもう、やらなければならないことです。
寝る間を惜しんでがんばります。