書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

増えていく本たち

宗務所に勤務するようになってもうすぐ一年。思えば昨年の今頃は、宗務所勤務が正式に決まって、初出勤の日を緊張しながら待ってたんですよね。今は出勤自体には緊張感はありません。通勤路の方がよほど緊張しています。一年でずいぶんと心持ちが変わるものですね。


宗務所勤務のおかげで各種研修会に多数参加させていただきました。そのたびに、資料と共に様々な本をいただくのです。もちろん研修会の内容に沿った本なのですが、これがまた、持ち帰ってから読まないんですよねぇ・・・


とても興味を引かれる本も何冊かあるのですが、ここ数年、まともに本を読まない時間を送っている私には、読む時間を作り出すのがとても大変なのです。読みたいのですけれど、他にやりたいことがたくさんありすぎるのですよ。


一日数ページずつでも読み進めていけば良いんですけどねぇ。それが出来ればこんなに悩みはしません。


結果、私の部屋(通称「事務所」)には、読まない本が段々と積まれていくことになったのです。本棚が1つ入ってはいるのですが(一般的にはカラーボックスと呼びますね)、そこは今、昔買っていた雑誌が占領していて、新しい本を入れる隙間がありません。さすがに古くなったのでそろそろ捨てようと思っているのですが、部屋の内部の見てくれをよくするようにタオルを掛けて隠しているため、時間のあるときにその本たちの存在に気づかないんですよ。気づくのは、時間の無いときばかり。いつまで経っても片付きません・・・


今年最後の目標は、この本棚の整理でしょうか。ここに本を詰め込めるようになれば、当分、研修会から戻ってきても悩まずに本を保管出来ます。いつかちゃんと読みたいなぁ。