書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

遠鉄ブレンド

昨日の披露宴から二次会会場への移動の途中、浜松の遠鉄百貨店地下にあるコーヒー屋さんで、コーヒーを一杯飲みました。買いたい物探しに地下に下りたのですが、外は寒かったですし、良い加減に酔いも回っていましたので、少し酔い覚ましもかねて。


ドトールスターバックスといったお店には入る度胸がないのですが(注文の仕方が分からない)、そこのお店は、デパ地下に普通に存在していました。食べ物を売る代わりに、カウンターがあってコーヒーが飲めるだけなのです。私のような人種には大変利用しやすい。


メニュー表を眺めると、いろんなコーヒーの名前の中に、「遠鉄ブレンド」の文字がありました。値段的にも、もっともお手頃なブレンドコーヒーの位置づけです。一応お店独自のブレンドがされてるのかなぁ。


メニュー表には丁寧に酸味・苦みの度数が☆マークの数で表現されていまして、最大が☆3つ。遠鉄ブレンドは酸味、苦み共に☆2つと、バランスの取れた、つまりまあ、飲みやすいコーヒーであると思われました。


そういうコーヒーが好みなので、迷わず遠鉄ブレンドを注文。友人と二人だったのですが、彼は何を頼んでたっけかな。酸味が強いやつだったかな。
出てきた遠鉄ブレンドは、酔いの回った私には、もうほんとふつーのコーヒーという印象でした。良く言えば飲みやすく、悪く言えば平凡な。それを望んで注文したので文句はありませんけどもね。


ただ、そういうコーヒーに「遠鉄」の名を冠している辺りに、おもしろみを感じました。どういう意図なのかなぁ。


精算が済むとスタンプポイントカードをくれました。このポイントカードがまた、私の人生では初めての形態でした。何円ごとにスタンプ1つではなく、コーヒー1杯でスタンプ1つなのです。考えてみると、ほぼコーヒーのみのメニュー構成ですから、いくらで1つとすることに意味がありません。それよりも、一杯1ポイントの方が、分かりやすい。遠鉄ブレンドのネーミングの謎と比べて、こちらは大変分かりやすい方式です。なんだかすっきりしました。


コーヒーでお腹の中を暖めて、男二人、再び星空の元へ。前日に点灯式を行ったばかりの冬の蛍のメインとなるツリーを写真に納めて、二次会会場へと向かいました。ビル間を吹き抜ける風と、肩をすぼめて歩く人並みが、冬を感じさせました。二次会がホットでよかったなぁ。