書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

・・・でもない

嫁さんの実家に一泊して、帰ってきました。元々泊まる予定で出かけましたが、帰ろうとしても帰れない天候でしたね。大人だけならともかく、1歳児をつれてはどうにもなりません。
最近音に敏感になってきた娘ですが、なぜか太鼓や花火の音は平気。そんな娘も、台風の風で変な音を上げる雨戸は怖かったようです。明け方の一番風雨の強いときに、怖がって嫁さんにくっついてました。


なぜ父の元には来ないんだい・・・?


朝8時の段階ではもう台風が抜けたような感じでしたが、テレビの伝える予想位置ではまだ真南よりも少し西側。念のため警戒はしたまま、しばらく過ごしました。9時になっても風がまた強くなる気配もないためもう大丈夫と判断。何事もなく、台風は通り過ぎていきました。上陸しなくて良かったです。


全国的にはたくさんの被害が出ているようです。お見舞い申し上げます。子を持つ親としては、小学生の男の子の事故がかわいそうでなりません。



さて、大小様々な被害をもたらした台風4号。正太寺も被害を受けました。
物置小屋の戸が吹き飛んで、ガラスはバリバリになってしまいました。そこそこ大きな物置小屋。鉄骨の骨組みですが、古い建物なので戸の立て付けは悪かったのです。立て付けが悪ければそう簡単には外れないはずなのですが、とんでもない風が吹いたようですね。母は5時頃の強烈な風雨の時は、屋根が飛ばされるような気がして、着替えて備えていたそうです。南側は浜名湖が一望できるほどに開けてますから、風当たりもかなりの物だったのでしょう。


ついでに、とばっちりを受けた猫が一匹。普段屋内にいることが多いうちの猫ですが、夜中に出て行ったそう。そのうちに他の猫とケンカをしている声がして、呼び戻そうと声をかけても帰ってこなかったようです。朝帰ってきたとは、どこか怪我をしていたようで血が床に付いたのですが、怪我の箇所は分からないぐらいの物でした。そのうちには治るのでしょう。ただ、夜になってもまだ元気なくしています。


きっと台風で他の猫が屋根のあるところに逃げ込んでいたのでしょう。そこにうちの猫がひょこひょこ出て行ったものですから、あっという間にケンカに。台風でなければ起こらなかったはずのケンカ。猫にとっても災難だったようです。
でもまあ、無事でなにより。