書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

杓子定規ではいけませんが

例えばゴミ捨て。
収集日の朝に出すことになっているのに、夜の内に出してしまう。違う曜日に出してしまう。子どもがゴミ捨てをすることはあまりないですから(お使いのように頼むことはあるでしょうが)、それはもう大人がルール違反をしているわけです。


ゴミのポイ捨てだって、道路の交差点付近に捨てられた大量の吸い殻だって、大人の仕業です。混雑した電車の乗車待ち。子どもなんてそこらにもいないのに割り込む人が。もちろん大人です。


そういう光景を見て、とても残念な気持ちになる人がほとんどであると私は信じたいのですが、それにしても平気でルール違反・マナー違反をする人が多い。なんでもかんでも杓子定規に当てはめてアレもダメこれもダメというのは感心しませんが、明らかにそれはやってはならないだろうということまで平気で犯す。そういう大人を頻繁に目にします。


仏様への信仰を正しく持った生活をしてきたならば、そんなことはけっしてしないだろうに、自分の無力さが残念でなりません。
どうしてだろう。
どうしたらいいんだろう。
何を変えていけばいいんだろう。


あるポイントをこう変えれば全部解決する。そんな単純な話なら助かるのですが。