書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

会計書類大処分

未だにシュレッダーというもののない我が正太寺。重要書類を処分するには燃やすしかありません。一応コンクリートブロックで作った焼却炉はあります。でも、昨今の情勢に従い、近年ではあまり使わずにいました。


たまに塔婆のお炊きあげに使うくらいです。さすがにゴミとして環境センターに持ち込むわけにもいかず、消防署もこれくらいはあーだこーだ言わないという話なので燃やしてます。


今日は古い会計書類を燃やしました。5年保管ということなので、それ以前のものを一括処分しました。だいぶたまってましたね。まめに処分しないと大変です。
紙の束というのは、思いの外燃えにくいものです。周囲が焦げて、それでおしまいです。全然燃えません。連帳用紙に束になった書類を、ぐるぐるぐるとトイレットペーパーを巻くように巻いて、それを焼却炉にぐいと押し込みます。そうすると、先ほどまでとは別物のように燃え上がりました。


これはすごい。
でも、全部こんなことしていたら腕が・・・
領収書の束も問題です。領収書には出金伝票がくっついています。それが月ごとにまとめて積んであるので、やっぱり紙の束です。ぱらぱらぱらとばらしながら入れますが、熱いので思うようにいきません。油断してどばっと落ちてしまうこともしばしば。(焼却炉は上が開口部なので、火の上から紙を落とすことになります。普通に入れるだけでも熱いんです)


おそらく5年分くらいを処分したことになるのでしょうか。連帳用紙の束も結局全部ぐるぐる巻きにして燃やしました。領収書たちは片手でつまむようにして持って、それをさらにぐしゃぐしゃにしながら燃やしました。少しでも重なるのを防ぐためです。


それでもなかなか思うように燃えず、定期的に竹の棒で中をかき混ぜて、燃え残りを掘り起こします。掘り起こすと炉内の温度が急上昇して高温の空気が指を直撃・・・なかなかしんどいです。腕から指から、明日は筋肉痛になってそうです。


なんだかんだで2時間、炎と戦っていました。休憩無しでやるもんじゃないです。顔が熱いです。終わってからもう10時間程経つのですが、まだ目がゴリゴリします。目薬もさしたのですが、すっきりしません。なんか入っちゃったんですかねぇ。細かな灰もまってましたから。


昔、花ガラを燃やしてた頃はよくあることでした。きっとそのうち気にならなくなることでしょう。
でも、やだなぁ。