書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

カキ氷は生レモンで決まり

まだまだ暑いです


残暑ですね。夏の盛りの暑さではありませんけれど、まだまだ暑いです。じめじめが少ないのはありがたいですけど。


そんなわけで、今年初のカキ氷を食べに行きました。母はカキ氷を飲むと表現します。飲む、と言うほうが正しいのかな?どうなんでしょう。


私のお勧めは、生レモンのカキ氷。生レモンの絞り汁とシロップをかけたものです。鷲津のふる里という喫茶店であります。他のお店ではまだ見たことがありません。最初に知ったのはもうずいぶん昔のことですが、それ以来、カキ氷と言えば生レモン、というくらい気に入っています。


初めて食べたときは多分高校生か大学生の頃だと思うのですが、当時の友人たちに宣伝して回っても、みんな「ふ〜ん」という程度でした。特に興味が無く、興味があっても否定的でしたね。カキ氷=甘いもの、という既成概念に打ち破ることは出来ませんでした。


それから10年程がたちますが、いまだにちゃんとメニューに残っています。これはきっと、それなりに売り上げがあるからに違いありません。また、生レモンかき氷の話をしたときの反応も、昔とは変わってきました。そこそこ好意的に受け取られるようになったんです。


味覚が変化してきているんでしょうかねぇ。てことは私の味覚はちょっと先進的だったのでしょうか。それならうれしいんですけれど。珍味好き、と括られたらショックです。


すっぱいにはすっぱいのですが、シロップの甘さもあります。混ぜずに食べて、すっぱいところにあたるか、甘いところにあたるか、ひとすくいひとすくいドキドキしながら食べるのがお勧めです。混ぜると多分、全部すっぱくなりますよ。要注意です。


ちなみにそのお店のメニューには、生レモンカキ氷とは素直に書かれていなくて、「栂池高原」と名付けられています(括弧書きで生レモンと書いてあります)。同じように高原シリーズがいくつかあるのですが、なぜ生レモンが栂池高原なのかはとても謎です。中にはブルーマウンテン、という名前のものあって、それはシロップが真っ青だからなので理由は一目瞭然。生レモンはほとんど色が無いのですが、なんで栂池高原なんでしょうねぇ。聞いてみたいけれど、聞く勇気がありません。どなたか調査してみてください。