書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

水曜日は定休日

仕事を終えて所用のために市役所へ行った帰り、喫茶店へ行こうとしたら今日は水曜日。行きたかったお店は定休日で、次に向かったお店も定休日。帰り道を遠回りして向かったお店も定休日。


あぁ水曜日。


なんで水曜日ばかりに休むのですか。どこかしらで営業していて欲しいです。


定休日と言えば、お寺の定休日は友引だ、なんて言われますが、実際はお寺関係の会議やらなにやらがそこにあてられるので忙しいんです。意外と知られていない事実、でした。


三重県のどこかでは、友引にお葬式をしない習慣を、やめたんだそうです。お寺と葬儀屋さんがタッグを組んで迷信の払拭に努めたんだそうですが、それはそれでけっこうなことですが、この日なら確実に会議が出来るという日を失ったお寺さん方はどうしているんだろうかと心配しています。


友引、大安、仏滅といった六曜は、つまりは曜日のことらしいですよ。それについて良い日悪い日を言うのは、水曜日は雨が降りそうだから(「水」って付くから)お出かけの予定を組まないとか、そういうレベルのことになるんでしょうか。


お寺としては六曜は一切気にしません。でも、民間信仰(迷信も含まれます)を真っ向から否定することもしません。うまいこと相容れるように努力しています。ま、そうしているから迷信もなかなか無くならないのですが。
迷信も文化、ってことで悪い事とも言えませんしね。それにばかりとらわれてたらいけませんよ、ってことです。



定休日三連チャンにあってしぶしぶ帰宅した我々夫婦は、途中のコンビニで買ったシュークリームを家族で食べました。二人でお茶した金額ぐらいで、家族みんなでおいしく食べれました。これはこれで良かったのかもしれませんね。