書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

坐禅体験の子どもたち

だんだんと忙しくなってきて日記を書けない日がぽつぽつ出始めてきました。メールも見れないぐらいですのでご勘弁ください。下旬まではこんな日が続きます。


午前中は、湖西市入出にあるなぎさ保育園の子どもたちが坐禅体験に来てくれました。一時間だけという短い時間ですが、坐禅のやり方を説明しながら、体験してもらいました。朝から雨というあいにくの天気だったのですが、おかげで坐禅中は雨の音が感じられたり、蛙の声が聞こえてきたり、私は警策(きょうさく)をもってうろうろしてるだけでしたが随分楽しかったです。


実際に座った時間は15分程度です。それでも、来年から小学生とは言えまだ園児と呼ばれる子どもたちが、15分間、じっと坐禅をしてくれたのは、とてもうれしかったです。じっとしていられない子も中にはいるんですけれど、でも騒ぎ出すわけでもなく、座っていようとする気が感じられました。


小学校では落ち着きのない子どもたちが増えて困っているという話を数年前から聞きますが、今年で3回目になる坐禅体験に来る子たちを見る限り、そんな状況が想像できません。私が子どもの頃と何にも変わりませんよ。
年に一度、お寺の本堂という特殊な環境で会うだけの私ですから、そんなに知ったようなことも言えませんけれど、でも、少なくとも今日のこの子たちは、このままちゃんと育てば、小学校へ行っても度を超えた問題児になるようなことはないと思います。もしなったとしたら、その原因は、違うとこにあるんじゃないかな。



午後から観音霊場会の事務局引き継ぎ会。庶務として使いそうな物をいくつか引き継いで来ました。封筒とファイル数冊。封筒は物置でいいとして、ファイルを置く場所にちょっと困っています。事務机が必要になってきた・・・
寺務所の机は師匠の資料でいっぱいだしなぁ。とれあえずは、なくさないようにだけ気をつけてその辺へ(汗)