書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

自動猫のエサやり機

機なのか器なのか微妙ですが、エサやり機なるものが存在します。それをこのたび、購入しました。
センサーが内蔵されていて、猫が近づくとふたが開くんです。そして猫が去ると閉まります。


湿気の多い時期はエサが湿りやすいため、こまめにふたをしめたり開けたりしてあげないといけません。湿ったエサは、なかなか食べてくれないのです。すごいおなかが減ったときは渋々食べてますけれど。


人間のご飯をとったり、飯台に上がったりはしないので、それくらいのわがままは聞いてあげようと、なるべくエサが湿らないように気を遣っています。でもエサをねだられるたびにふたを開け閉めするのはけっこう大変。


そこで目にとまったのが、生協のカタログに載っていた自動エサやり機。素晴らしいコンセプトじゃありませんか。家族会議をして購入を決定しました。
届いた製品は、なかなかかわいらしいものでした。ピンクのラインが所々に入っています。
手をかざしてみると、センサーが反応して、ふたが開きます。おお、すごい。


猫が来たので、エサを入れてさっそくエサやりです。さあ、気に入ってくれるかなぁ〜


「ずざざざざ!」


猫、逃げる!
必死の形相で、逃げる!




えーとですね。モーターを使ってふたを動かしてるらしく、ふたが開閉するたびに「ウィーン」と音がするんです。この音に猫はビビってしまいまして。
いつものエサやり場でこの機械を使ったら、今までのエサの器にも近づかなくなってしまいました。この場所に来ると変な音がすると思いこんでしまったようです。
無理矢理えさを食べさせようとしても、完全にへっぴり腰で、申し訳ないけれどかなりおもしろいです。


どうしましょうね、このへっぴり腰。
違う、このエサやり機。
はてさてどうやったら気に入ってもらえるのか。なにか良い方法、ご存じありませんか?
しばらくは、猫との格闘が続きそうです。