書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

電話サポート

ウィルスセキュリティという、ウィルス対策とファイアーウォール機能を搭載したセキュリティアプリケーションソフトがあります。最近の製品らしく、自動アップデート機能が備わっていて、それはそれで便利なようです。みたところ安いですし。


ところが、先日公開されたアップデータを適用すると、一部の条件下でインターネット接続が出来なくなるという不具合が発生しました。アップデータ公開後22時間で、修正されたものに差し替えられたようですが、自動アップデート機能がありますからね、ユーザーの知らぬ間にアップデートされてしまって、次の日パソコンを使おうと思って起動すると突然インターネットにつながらなくなってしまうという、そりゃもうてんぱる事態の発生が予想されるわけです。


ええ、発生しましたとも。
兄のところで。


うちみたいに複数大のパソコンのあるところなら、たとえ一台のパソコンがインターネットつながらなっても、とりあえず他のパソコンからつながるかどうかを試すことで、原因の切り分けがある程度出来てしまうものですが、普通は一家庭に1台ですよね。うちが異常なだけです。


異常といっても、法人のパソコンと個人のパソコンがあるというだけのことですが。


そんなわけで、原因の切り分けが困難な兄宅では、プロバイダに連絡をとって、設定の見直しやモデムの交換を行いました。モデムはレンタルなので、こんなとき無料で済んで幸せです。


それでも解決できず、私のところに連絡が入ることになります。
プロバイダのサポートが解決できなかった問題を持ち込まれても、普通は解決できないところなのですが、そこいらのサポートには負けんぞぉーという自負があるのでがんばったわけです。


プロバイダの調査によって、モデムまでは信号が届いているのは確認できています。となれば問題はパソコン自体にあるわけです。ハードウェアかソフトウェアか、そこを切り分けるところから始めます。電話越しの作業なので少し手間取りますが、このあたりのことなら画面見なくてもなんとかなります。


そしてあーだこーだと調べて、2時間はかかったんじゃないでしょうか。ハードウェアに異常がないと確認されて、しょっぱなに疑ったファイアーウォール製品。常駐を解除して終了してたんですけどね、あやしいアップデータのせいで、終了してもなおインターネットへの接続を遮断していたようです。なんてはた迷惑な。


疑った時点で製品のサポートページでも見れば良かったのですが、それを怠ったがためにとても時間がかかってしまいました。分かってしまえば簡単。アンインストールしたらさくさくとつながるようになりました。おのれーーーー


まぁ復旧できたのでよしとします。


それにしても、この症状が出た場合って、製品のサポートページにもアクセスできませんから、当然私が見つけたアナウンスにもたどり着けないわけです。アップデートは自動でされますから、アップデートが行われたことすら気づかない人もいるでしょう。
そんな状態で、いったいどうやって復旧したら良いんでしょうね。


などというグチを兄とひとしきりつぶやいて、今日のサポート活動終了です。
私もこれぐらいのサポートの出来る弟が欲しい。そしたらいろんなこと押しつけられるのになぁ(笑)