書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

映画を観る。そして、泣く。

映画を観てきました。


18スクリーンもあるその映画館は、ファーストショーだと1000円とお得なので、それを狙って早めに出かけました。
10時過ぎに到着したのですが、チケット売り場にはすでに行列が。9時からオープンしてますから考えられることですけど、ここまで人気の出そうな映画って最近上映されてたっけなと、ちょっと疑問を感じました。


で、自分の番が回ってきたのでお目当ての映画名を窓口に告げると、
「混み合ってきましたのでお早めにホールにお入りください」


!!!
なんと、今から観ようとしているその映画こそが、この行列の原因だったのです。公開されてからもう2週間。普通の映画ならそろそろ空席だらけになる頃なのに。
ホールに入るとすでに大勢の人がいます。まだ上映30分前です。こんな光景初めてです。封切り日でもこんなに混むのは滅多にないと思います。


なんとか席を確保し10分ほどした頃、係員が入ってきて、チケット完売の旨を告げ、空席が出来ないように協力を呼びかけていました。なんとまぁ、完売だなんて。初めての経験です。
上映直前にはびっしりと席が埋まりました。さすが完売。


そして映画が始まると、物語中盤辺りでもう涙ぼろぼろです。ずっと。ハンカチが手放せません。私は涙腺弱い人間ですけど、そうじゃなくても涙をこらえるのが大変なはず。
ホール内のあちこちからすすり泣く声が聞こえてきます。
主人公の2人、なんて純粋なんだろう・・・日記書きながら思い出してまたうるうるしてきました。もう一回観たら、今度は冒頭から泣けてくるんだろうなぁ



とっても良い映画でした。切ないストーリー、ほんとにつらいストーリーですが、でも生きていく強さを与えられ、生きていく大切さを再確認させられるようでした。
立ち止まってなんかいられない。迷ってなんかいられない。そんな時間があるのなら、やれることをどんどんやらなきゃ。


思い出すとやっぱり泣けるーーーー


さて問題です。この映画のタイトルはなんでしょう?