書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

雨が続きます

朝から頭痛。夜になっても頭痛。薬も効かず、辛い1日を送っています。

頭痛に効くという歌も聞いてみましたが、効くような効かないような。すっきりするところまではいきませんでした。

www.youtube.com

私の頭痛は何種類かあるので、効く頭痛もあるんじゃないかと思います。平沢さんの高音域は頭の中に入ってきたときにとても気持ちがいい。あれが効くんじゃないかな。

熊本では川が氾濫。夜になって同安居のLINEグループに、同安居のお寺が被災したと情報がもたらされました。近隣の家とともに、一回部分が完全に水没しているように見えます。でもどれがお寺か分からない…

本人は無事とのことですが、情報の投稿は別の同安居からのもので、本人からではありません。今は避難所に移動できているのでしょうか。心配です。

同じようにお知り合いが被災していそうな地域にお住まいの場合は、きっと心配されていることでしょう。重篤な状態になっている方のことも報道されています。回復されるといいのですが…

この時期になるとここ数年いつも大災害と言っていいほどの災害に見舞われます。日本全国所構わず。気をつけようにも規模が多すぎて限界があります。日本の治水能力はかなり高いはずなのにこの有様。人間がコントロールできる範疇を超えてしまっているということでしょう。

人口が減っているというのなら、時間はかかっても、より安全な土地に移動するということも必要でしょう。普通に引っ越しをしようとしたらとんでもないお金がかかるので、国や自治体がアイデアを出さなければ進まないでしょうけれど、安全に暮らすためにできる事はまだまだあるはずです。梅雨が来るたびに人が死に、台風が来るたびに人が死ぬ。毎年それではいけないと思うのです。危機感の高まっている今は、そうした議論ができる時でもあります。現在進行形で被災されている方にはその余裕は当然ないでしょうけれど、危ないと思われる地域にお住まいの方は、いますぐにでも家族会議だけでも開いてはどうでしょう。

正太寺は高台にありますが、山の中腹であり、土砂災害の想定されている場所でもあります。現状で移転するというのは現実的ではありませんが、過疎の進む地域です。お寺の近くの家があまりに減ってきたら、お檀家さんのより近くに移転するというのは、当然考えなくてはならないと思っています。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

ぼーっとする時間を大切に

三日間お盆のお手伝いに行ってきて、久しぶりに浜松まで車で往復する日々を送ったら、だいぶ疲れました。相変わらず外にいる間は元気なのですが、一人の時間になると疲れをすごく感じます。

お寺に戻って用事も特段ないことを確認し、少しベッドに横になって。この日記を書こうとリビングのMacを占拠したものの、全然筆が進みませんでした。

車で移動中に聞き続けていたPodcastで取り上げられていたAppleの年に一度の開発者イベントWWDCの話題を思い出して、気になるところだけをピックアップしながらぼーっと眺めていたら、なんだか日記を書ける気がしてきて、今こうして、これまた相も変わらず身(実)のない文章を書くことができています。

やる気スイッチが入ったんですね。ぼーっとすることでONになるとは、今日のスイッチの場所は分かりづらかったです。

ぼーっとする時間は大切です。浜松のお師匠さんのお寺で、お経から戻るとお師匠さんの部屋へ通していただきます。今日はご用事で朝以外はお留守でしたので、ひとりっきりでしばらくお部屋に居させてもらったのですが、お部屋の窓越しに墓地が見えます。その墓地との間に気が植っていて、これがまた良い大きさなのです。お昼に戻ったときにはすでに雨が降っていて、雨があたりを濡らす音と、滴を纏う木の姿が印象深くて、しばらく眺めていました。

そう言えば正太寺の寺務所からは、外が見えません。寺務所から出た廊下からは、境内を見渡し、その向こうには浜名湖も見えるのですが、部屋の中から見えるというのはまた一味違うんだろうなと思いを馳せていました。

頭と心を休める一服の時間を、雨の音と、そして一本の木からいただきました。

やっぱり私にはぼーっとする時間が必要なようです。どこかで景色を眺めながら、何日間かぼーっとしていたいなぁ。耐えられなくなって何か活動を始める瞬間を待ちながら。

(ここまで書いておいてなんですが、ぼーっとしたことでやる気スイッチがONになったのか、WWDCの中身に刺激を受けてONになったのか、評価は分かれるところではあります。)

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

透明マスクにはだいぶ慣れてきた

お盆のお手伝いのために導入した透明マスク(という呼び名で通じるのか、いまだに分からない)、耳と顎で支えるので顎の動きが制限されて、お経を読むのにやや慣れが必要だと感じていたのですが、二日間のお手伝いを終えて、だいぶ慣れました。

まだまだ意識をしながらではあるものの、普段と変わらない程度の滑舌にはなっていると思います。フェイスシールドの時よりもお檀家さんたちの反応は良い意味で薄くて、心理的な抵抗もありません。

フェイスシールドほどには仰々しくないので、話題にしようという意識に至らないのかもしれません。私は私で、「違うマスクに付け替えさせてもらいますねー」と言ってお仏壇の方を向いたまま付け替えるので、余計に気にならないのかも。

なんにせよ、私の中ではすでに日常の行いになっていて、この際、普通のマスクの代わりに透明マスクのままで訪問しようかと考えるほどになっています。

実際にはそこまで思い切る勇気はないんですけどね。

熱のこもり具合に関しては、それなりにこもります。快適とは言えませんが、普通のマスクをつけたままお経を読むことを思えば遥かに安全。普通のマスクだと命の危険を感じます(当社比)

エアコンや扇風機を使って少しでも暑くないようにと気を遣っていただいています。そのおかげもあって、透明マスクでなんとかお経を読めています。もしも健康体であったなら、きっともっと楽なんだろうなと思います。こればかりは仕方ありません。今更治るものとも思っていませんし。

今日は良いお天気でした。梅雨の晴れ間の青空。明日からはまたどんよりお空に戻ってしまいます。ただ、マスクをした際の快適さは、どんよりお空の方が良い具合ですね。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

お盆のお手伝いが始まりました

さぁ、7月です。昨年から始まった、お盆のお手伝いの月です。びっくりするぐらい雨が降る時間帯もありましたが、見事にかわして、あまり雨に濡れずに初日を終えました。

一軒だけ、昨年も伺ったお宅があって、少しだけ気を緩めることが出来て、先方も覚えていてくださって、うれしかったですね。

半日で2軒とか3軒とかなので、正太寺で回っているときと比べるとすごくゆったりしています。正太寺でもこれだけゆったり回れたらいいのですが、実際にはお手伝いに伺っているお寺さんの方が檀家さんの数はずいぶん多いのです。ご住職は一日何軒回っているのか、恐ろしくて未だに聞けません。

一軒一軒が離れているお宅が多いので、正太寺のように何軒も回れないと思うのですが、いまだ全貌が分からずにいます。気になるけど、聞けない、微妙な立ち位置。ほかのことなら何でも話題に出来るのですけれど。

何気に楽しみなのがお昼ご飯。例年のことなのか、私が手伝いに入ったからなのか分かりませんが、いつも出前なのです。浜松ですからいろんなお店があります。毎日違うお店の出前の何かしらをいただきます。自分で選ぶわけではありませんが、こんな機会、そうそうあるものではありません。意外になことに量はあまり多くなく、これなら太る心配はないかなぁ、と思いながらいただいています。

宗務所に勤務していた頃も、お昼は当初は出前でしたね、そういえば。懐かしい。途中から経費削減のためにコンビニ弁当になりました。半額以下になったので削減効果は高かったのですが、全体の予算から比べると小さな小さな削減。その削減のために、少ない日当で割と激務をこなしている中でのささやかな楽しみを失いました。今でも、あの方法が正しかったのか、時折頭をよぎります。書記さんに買い出しに行ってもらうのですが、それに要する時間も考えると、正解とは言えなかったかもなと思います。一度削減したものを復活させるのは、とても難しいわけですし。(そう思って予算枠だけはそのままにしてありました。)

ああ懐かしい話だ。もう退職して1年半以上が経ちます。今回のお手伝いで近くを通りかかることもあるのですが、残念ながらこの時期、宗務所もお盆休み。顔を出して様子を伺うこともできません。提出しなきゃならない書類もあるので、お盆期間が終わったら行ってこようとは思っています。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

不安な気持ちで屋根を見ながら

湖西市でも朝から雨が降り始め、お昼頃には強い雨になっていました。これだけ降ると外には出られない。子どもたちが下校する頃には少し弱まる予報だけれど、心配。

そんな夕方、寺務所から数時間ぶりに出ると、目の前に境内が広がるのですが、そこには大きな桜の枝が落ちていました。

もう老木なので毎年「今年は咲いてくれるだろうか」と心配している桜です。その桜の枝が、根本からぽっきり折れて、砕石の上に横たわっていました。

この天気ではしばらく片づけることも出来ませんが、師匠が車を出そうとすると避けて通れない場所に落ちています。師匠の明日の予定は何だったかな。自分はお盆のお手伝いで浜松まで行く、そのことばかり頭にあるので、弟子なのに師匠の予定を把握していませんでした。いけないいけない。

そして、桜。あんなに大きな枝が落ちてしまって、ダメージはないだろうか。もともと枯れていた枝があっただろうか。今年はじっくり見上げてもいなかったな。心配しているのはフリだけで、本当はあまり心配じゃなかったのかも・・・

場所を移し、いつもと違う部屋でこの日記を書いています。お寺の建物の中でも古い建物の屋根が見える部屋です。瓦もずいぶんと古くなったけれど、雨漏りの修繕は近年大工さんにお願いした所だから、たぶん大丈夫。

でも、降り注ぐ雨と古くなった瓦を眺めていると、不安な気持ちは大きくなるばかりです。

子どもたち、小学生組は無事に帰ってきました。風が強くて傘がやばかったから、途中から傘を差さずに来たらしく。うん、元気でよろしい。ただちゃんと拭けよ。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

多分人生初パイプベッドを組み立てた

(せめて夜の間だけでも)娘の1人部屋を作ろう計画の一環で、パイプベッドを組み立てました。背の高い、ベッドの下の空間を活用できるタイプです。通販サイトで注文後、数日して発送のお知らせが来ました。

最近、大きなものを通販で買って2個口3個口になると、どうも配送がうまくいかなくて、一部が届いて残りがなかなか届かないということが発生しているのですが、今回もまた。2個口のうちの1個は土曜日に届いたのに、もう1個が届かない。1個が届いた後、真夜中になってようやく配送状況が見れるようになって、最初に目にした時にすでに配達完了になっていて焦りました。

そもそも。2個口になっているというのも、1個目を届けたくれた配達員さんが、「伝票からすると多分もう1個あると思うんですけど、無いんですよ。○○には連絡してあります」というお話を聞いて初めて知ったことでした(○○は、本部とか、そんな意味の言葉でしたが、思い出せない)。配送状況が全然見れなかったので、分からなかったんですよ。

配達完了になった夜が明けて、その後再び配達状況が輸送中になり、浜松営業所を出たのが日曜の午前4時。普段ならそのうちに湖西営業所から配達に出たという表示になるので、これなら日曜のうちに届くと思っていたのです。でも今日月曜のお昼近くまでそこから情報更新がなかったですからね。今、配送業者はてんやわんやなのかなと、忙しさを察してあまりある出来事でした。

今日のお昼前に、さすがに心配になって電話をしたら、今日中には配達に伺いますということでしたので、ようやく落ち着いて待っていられるようになりました。それからほどなく到着。重い荷物をご苦労様でした。配達員さんは1人で運んでいたのに、とても1人では持ち上がらない重さでした。

すぐさま組み立てに入ります。通販サイトの説明では、大人2人で55分かかるということでした。タイムを計測してはいませんが、55分ではできなかったと思います。開梱だけで10分以上はかかりましたし。1時間半から2時間ぐらいかかったのではないかな。

19,800円で送料無料(大型家具で送料無料は珍しい。7千円とかかかってもおかしくない)なのに、部材は全部ビニール袋に入って保護されているし、仕上がりもなかなかどうして、頑丈な出来でした。安心してベットに寝転がれます。ねじ穴がずれていて困るというありがちなハプニングも発生しなくて。ハシゴがちょっとたわむけど、梱包サイズを小さくするためでしょう、途中で継ぎ足す構造になっているので、どうしても剛性が下がってしまいます。仕方ありません。

もう1万円ちょっと足すと、ハンガーをかける棒が付いているタイプとかあったのですが、よく考えたらパーツが増えるほど組み立ては大変になっていくんですよね。無くて良かった。そう思うぐらいには、組み立ては大変でした。

今回のパイプベッドは、ネジというネジ全て六角棒レンチでねじ込むようになっています。高い位置で寝ることになるので、仕上げの増し締めにはすごく気を使いました。小さな六角棒レンチでぐいぐいやったので、指の先っぽまで痛いです。

もう少し何とかならんのかと思うものの、値段のことを思い出して、この値段なら仕方かないかと思い直す、そんなことを今日は何回かしました。作業工程自体は簡単なものの、六角棒レンチでネジを締めていく作業がひたすら痛いという、そんな組み立てです。

以前六角棒レンチの代わりになるドライバータイプのものを買っておいたような記憶もあるのですが、ずっとそれが頭にありつつも、探すという行動にどうしても移れなくて、最後まで指が痛いと思いながら作業を続けてしまいました。こういうところが素人なのですよね。

初めてパイプベッドを組み立てましたが、びっくりするぐらいちゃんと出来ました。良かった。昨日届いていれば娘と一緒に組み立てられたのですが、そのかわりに部活でヘトヘトになって帰ってきた娘をびっくりさせることは出来ました。これで今夜から、次女が宿題を終えて部屋から出た後は、1人部屋です。

中途半端な1人部屋ですが、高校受験に向けて勉強時間も長くなっていくこれから、良い方向に影響が出るようにと願っています。

ちなみに、購入したのはこちらのベッド。まだ組み立て初日なので今後評価が変わることがあるかもしれませんが、ここまで書いたので、もしどんなベッドか気になったらご覧ください。

item.rakuten.co.jp

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主

マスクの代わりのニューアイテム登場

Untitled

マスクでは暑すぎてお経が読めません。そこでお盆の間はフェイスシールドを使っていました。フェイスシールドはなかなか良いのですが、持ち運びが面倒というのと、下から飛沫が飛んで行きはしないかという不安がありました。よっぽど大丈夫だとは思うのですが、心配で。

そんな折に観光バスのガイドさんがつけていた、口元だけを覆うシールドを知って取り寄せたというのは以前にも日記に書いたところです。

本日、それをつけて、法事に臨みました。初挑戦です。

お盆の時にフェイスシールドをつけているのを目撃しているお檀家さんですので、説明はしやすいです。良いものを見つけたので、というぐらいで通じます。

フェイスシールドの時にどう見られるかというのは克服しているので、その辺りは平気。最近いくつかのお店で店員さんが使っているのを目撃していたのも精神的に後ろざさえとなっています。

法事で20〜30分間の度胸をしてみたところ、暑いのは暑いです。命の危険は感じません。フェイスシールドのようにおでこのあたりが暑くなることはないので、どちらが良いかというのは個人の好みも出てくるでしょう。飛沫防止効果の点では、口元シールドの方が安心感があります。

ただ一点、少し口を動かすのに邪魔になります。耳の掛けたゴム紐と、顎のプラスチックパーツで支えるのですが、その顎の部分が邪魔なのです。滑舌が少し悪くなります。全体的にというよりは、顎を動かす必要のある言葉を発する時に引っかかります。

慣れれば意識して顎を動かすようになって、解決できるかもしれません。

7月のお盆のお手伝いはこれを使おうかな。雨の日の持ち運びは格段に楽になります。天気予報は梅雨らしく雨続きですので、長所を存分に見せつけてくれそうです。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも毎日書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主