書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ぼーっとする時間を大切に

三日間お盆のお手伝いに行ってきて、久しぶりに浜松まで車で往復する日々を送ったら、だいぶ疲れました。相変わらず外にいる間は元気なのですが、一人の時間になると疲れをすごく感じます。

お寺に戻って用事も特段ないことを確認し、少しベッドに横になって。この日記を書こうとリビングのMacを占拠したものの、全然筆が進みませんでした。

車で移動中に聞き続けていたPodcastで取り上げられていたAppleの年に一度の開発者イベントWWDCの話題を思い出して、気になるところだけをピックアップしながらぼーっと眺めていたら、なんだか日記を書ける気がしてきて、今こうして、これまた相も変わらず身(実)のない文章を書くことができています。

やる気スイッチが入ったんですね。ぼーっとすることでONになるとは、今日のスイッチの場所は分かりづらかったです。

ぼーっとする時間は大切です。浜松のお師匠さんのお寺で、お経から戻るとお師匠さんの部屋へ通していただきます。今日はご用事で朝以外はお留守でしたので、ひとりっきりでしばらくお部屋に居させてもらったのですが、お部屋の窓越しに墓地が見えます。その墓地との間に気が植っていて、これがまた良い大きさなのです。お昼に戻ったときにはすでに雨が降っていて、雨があたりを濡らす音と、滴を纏う木の姿が印象深くて、しばらく眺めていました。

そう言えば正太寺の寺務所からは、外が見えません。寺務所から出た廊下からは、境内を見渡し、その向こうには浜名湖も見えるのですが、部屋の中から見えるというのはまた一味違うんだろうなと思いを馳せていました。

頭と心を休める一服の時間を、雨の音と、そして一本の木からいただきました。

やっぱり私にはぼーっとする時間が必要なようです。どこかで景色を眺めながら、何日間かぼーっとしていたいなぁ。耐えられなくなって何か活動を始める瞬間を待ちながら。

(ここまで書いておいてなんですが、ぼーっとしたことでやる気スイッチがONになったのか、WWDCの中身に刺激を受けてONになったのか、評価は分かれるところではあります。)

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