書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

不安な気持ちで屋根を見ながら

湖西市でも朝から雨が降り始め、お昼頃には強い雨になっていました。これだけ降ると外には出られない。子どもたちが下校する頃には少し弱まる予報だけれど、心配。

そんな夕方、寺務所から数時間ぶりに出ると、目の前に境内が広がるのですが、そこには大きな桜の枝が落ちていました。

もう老木なので毎年「今年は咲いてくれるだろうか」と心配している桜です。その桜の枝が、根本からぽっきり折れて、砕石の上に横たわっていました。

この天気ではしばらく片づけることも出来ませんが、師匠が車を出そうとすると避けて通れない場所に落ちています。師匠の明日の予定は何だったかな。自分はお盆のお手伝いで浜松まで行く、そのことばかり頭にあるので、弟子なのに師匠の予定を把握していませんでした。いけないいけない。

そして、桜。あんなに大きな枝が落ちてしまって、ダメージはないだろうか。もともと枯れていた枝があっただろうか。今年はじっくり見上げてもいなかったな。心配しているのはフリだけで、本当はあまり心配じゃなかったのかも・・・

場所を移し、いつもと違う部屋でこの日記を書いています。お寺の建物の中でも古い建物の屋根が見える部屋です。瓦もずいぶんと古くなったけれど、雨漏りの修繕は近年大工さんにお願いした所だから、たぶん大丈夫。

でも、降り注ぐ雨と古くなった瓦を眺めていると、不安な気持ちは大きくなるばかりです。

子どもたち、小学生組は無事に帰ってきました。風が強くて傘がやばかったから、途中から傘を差さずに来たらしく。うん、元気でよろしい。ただちゃんと拭けよ。

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