書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

手術することになりました

数ヶ月にわたって悩んでいたのにあっさりと診断がくだり、ガングリオンとうものができている、ということでした。注射器で吸い出してもいいけど、再発する可能性は高いということで、手術でガッツリとってもらうことに。なかなか先生と予定の合う日がなかったのですが、師匠に用事を断ってもらって法事を引き受けてもらうことで、なんとか予定を立てることができました。手術自体は日帰り可能なものなのですが、初めてのことなので不安な気持ちは正直なところ増えつつあります。

二週間ほど後の手術です。今日は採血をして帰ってきました。来週また病院へ行って、手術の説明を受けることになります。

ただ、ガングリオンを取り除いても、痛みは三分の一から半分ぐらい取り除ければラッキーなんだそうです。それが出来た原因には関節の異常があるはずで、そちらで痛みが出ているとしたら、その痛みは当然無くなりません。

確かに。そうですね。

うーん。

てことは、そこから先が、友人にFacebookのコメントで教えてもらった理学療法士による関節内運動障害治療の出番なのかな。ガングリオンが神経に触って痛みが出ているだけなら良いんですけれど。手術終わってその痛みが取れてからでないと、なんとも言えません。

そう言えば、手術の10日後に人間ドックを受けるのですが、問題ないよなぁ。手術の説明の時に聞いてみなくちゃ。同じ病院ならどこかで気づいてもらえるんでしょうけれど。

ビデオ編集前に半日過ぎた

昨日の続き。西国巡礼の第一回目分を来週再度巡るお話です。車内上映用のビデオを作ろうと、今朝から取り掛かりました。もとい、すでに10時近かったか。

西国巡礼第一回に関しては、下見をしていません。したがって、下見ビデオは無く、本番に撮影したビデオがあるのみです。初めてDJI Osmoを仕事に実践投入した時ですね。懐かしい。

そのデータを使って、第二回目の参加者を追加に募るための、紹介ビデオは作っていました。現在使っているAdobe Premiereではなく、当時はAppleのFinal Cut Pro Xを使っていました。懐かしいなぁ。成果物を保管するにあたって、何でもかんでも一つのファイルになるように扱う(実際には中身を覗くこともできるけど)Final Cutの方法が若干無駄に感じて、Adobe Creative Suite(以下 CS)を契約して現在に至っています。こちらの方が昔ながらの管理方法で、まだわかりやすい。編集の過程でいろんなファイルが勝手に作られていくので、面食らいますけれど。

CSはサブスクリクション契約のため、ずっとお金がかかります。高いんですけれど、Amazonのセールで33%引きぐらいで年間パスが売られることがあり、それを買うと結構お得になります。PhotoshopIndesignも使うので、それらを常に最新バージョンで使えると思えば、今の所は必要経費と納得できるラインですね。今年の更新はちょっと考えてしまいますけれど。Photoshopは高機能過ぎて使いこなせないし。Indesignに貼り付けるときに楽をするためにPhotohsopを使っている程度です。

さて、話は最初に戻ります。撮影して、紹介ビデオまで作ったのに、元のデータが見つからないんです。いくつかあるバックアップ用のHDDを一つ一つ繋いでも見つからず。最終的に、Macに普段繋いでいるデータ格納兼常時バックアップ用のHDD内に見つかりました。さらに、その元となる、本番に実際に持っていって毎日Osmoからデータをコピーしていた外付けSSDからも見つかりました。こちらは最近のビデオ編集環境であるWindowsマシンから認識出来ないフォーマットになってまして、気持ちを落ち着けてMacに繋げたら出てきました。

そろそろ外付けの機器にもテプラなりを貼り付けて、目的に応じて適切に使うようにしないと、ほんの数年前のデータが探せなくなりますね。効率悪過ぎます。

編集が終わったら、SSDから大容量のHDDに退避させて、常にSSDは外に持ち出せるようにしておかないといけないですし、運用をちゃんとしないと。前回の編集データがそのまま残っていて、HDDにコピーしなきゃと思ったらすでにHDDにコピーされていた、ということも今回いくつかありました。

HDDにコピーしても、HDDの故障が怖くてSSDから消せないというのは心情的に理解できるのですが、そこは思い切らないと、手元にあるSSDはどれも500GB程度しかありませんから、元データと編集データを両方入れたら、すぐにいっぱいになってしまうんです。今は1TBのSSDもだいぶ安くなりましたが、とはいえほいほい買えるも価格ではありませんからね。ビデオ編集が本業なら、そんなこと言ってられませんけれど。えーと、私の本業は…僧侶の身でありつつ、みんなを楽しませること。うん、これはブレてない。

現在すでに夕方です。ようやくSSDの整理が終わって、Premiereに読み込ませて、編集用に小さな映像データを作成しているところです。元は4Kですので、そのまま編集に使おうとするとパソコンの性能が追いつきません。そこで、HDよりもさらに少し小さい動画データに変換して、編集がサクサク出来るようにするんです。ただ、これが結構時間がかかります。どのみちこの後21時ごろまでは家事手伝いなどがありますから、パソコンに勝手に頑張ってもらうだけですけれど。

結局、編集に取り掛かるまでに12時間を要したというお話。普段のデータ整理をしっかりしていれば、お昼にはデータ変換も終わって編集に取りかかれたと思うんですけれど。勿体無かった。

ちなみに、HDDへデータをコピーする際、30分かかったのですが、同じデータをSSDにコピーするときには6分ほどでした。バックアップ用のドライブも、SSDにしてしまいたい誘惑に駆られました…

いつの間にか来週西国巡礼なので

来週、大阪・兵庫・京都とぐるっと回ってきます。数日前に事情は日記に書いたように思いますので、探してみてください。

今回は観光バスではなく、自家用車です。運転手は隣寺和尚。私はガイド役。もちろん添乗員はいません。我々和尚を含めても、総勢5名です。

ということは、どう考えても私がナビ役とガイド役をこなさなくてはなりません。下準備がちょっと足りない。急いで、各札所の拝観料や駐車場の場所、金額を点検しました。出来れば最初から小銭ですぐ支払いができるように、札所ごとに封筒に詰めて用意しておいたほうが良さそうですね。なぜなら、今回ももちろん撮影しながらの旅になるからです。

ただ、機材は今までのDJI Osmoではなく、DJI Osmo Pocketです。はるかに小型化されているので、運用は楽になると思います。問題はバッテリーかな。検証がまだなので急がないといけないのですが、バッテリーは内蔵のみで、Osmoのように交換ができません。複数のバッテリーを用意しておいてどんどん取り替えていくことができません。内蔵バッテリーのみでは二つの札所を撮るのにも物足りないと思います。移動中にモバイルバッテリーで充電しながらの運用になると思うのですが、それで間に合うのか心配。充電しながら撮影できれば助かるのですが。

うまくいかなければOsmoを持ち出すことにしなくてはならないので、本当に検証は急がないと。経費で買ったわけではないので、想定通りに運用できなくても、経費的なダメージはありませんけれど。本来の目的通り、子どもたちを撮るのに使えばいいんです。

あとは到着してからの参拝ルートも確認しなくてはなりませんね。観音様が本堂にいるとは限りません。観音堂とか講堂におまつりされているのでこともよくあります。一度回った札所とはいえ、すでに4年前です。Googleマップとかの衛星写真を眺めればだいぶ思い出せると思いますし、撮影データもありますから、いざとなればそれで。

下見ビデオは必要かなぁ。今回に限っては本番ビデオですけれど。ささっと編集して見れるようにしておこうかな。間に合うかちょっと心配ですけれど。

坂東の準備にばかり気が行っていて、目前に迫っている方の準備がおろそかになっていたのは迂闊でした。明日も引き続き、準備に精をします。

スキーへ行ってきた

行き先は茶臼山高原スキー場。多分一番近いスキー場。ちなみに愛知県唯一のスキー場のようです。もう少し北上すると別のスキー場が近づいてくるけれど、もう長野県になるのかな。

三遠南信道が徐々に伸びているおかげで、昔と思うと茶臼山もずいぶん近くなりました。今では2時間で行けてしまいます。道路の整備って、すごい影響力ですね。

来月2日には東栄町から佐久間町までの間の区間が開通するということで、今日はちょうどそのお披露目の日だったようです。供用前の道路を使ったウォーキングイベントが開催されるようで、臨時駐車場の看板をいくつか見ました。

湖西から茶臼山へ行く上では今回の区間、関係が無いと言える位置関係になりますが、まだ工事中の鳳来峡から東栄町の間の区間が開通すれば、茶臼山がぐっと近くなります。まだ当分先のことだと思いますが、子どもたちが大人になる頃には、当たり前にある道路として活用することになるんじゃないかな。

長野県内のスキー場へ行くとなると、途中まで開通している三遠南信道を北上して、残りは下道で迫っていくか、東名高速で名古屋まで出て、そこから中央道を使って北上するか、ということになります。当然そのルートに沿って行ける範囲のスキー場が目的地になるのですが、三遠南信道が飯田までバシッと繋がると、同じ時間で行ける範囲がぐっと広がります。

スキーだけに限らずとも、人的交流も物的交流も、今までとは違う形が出てくるはず。いいシャッフルが起こるといいなと思います。

さて、スキー。子どもたちにとっては、まだ二度目のスキー。前回はちょうど一年前です。半日スキースクールに入ったので、前回の午後からはそこそこ恐怖感なく滑れるようになって、リフトには乗れないまでもベルトコンベアで少し上まで上がって滑り降りてくるのを延々と楽しんでいました。

一年ぶりとなる今回は、半日は前回の感覚を取り戻すのに要しました。3時間ほどで、見ていて安心できるボーゲンっぷりになりましたので、午後からはリフトに挑戦。無理強いしたわけではないですよ。行きたいと行ったのです。娘二人は。長男は嫌がってましたので、引き続きベルトコンベアで楽しみました。うまくすれば来年はリフトに乗れるかな。

リフトに乗って行った先には、初心者コースにしては少し急な斜面があります。幅は十分に広いのですが、次女は泣きそうになりながら滑りました。何度か転んで、起き上がるのに必死で。一度だけのチャレンジでしたが、トラウマにはならず、次に来るときはもう少し練習して、今度は転ばないようにするんだと意気込んでいました。頼もしい。

長女は最初は転びつつも必死になって滑りきり、二度目は派手にクラッシュしましたが、こちらも恐くはならなかったようです。転ぶのも、慣れると恐くは無くなりますしね。恐怖心がいい具合になくなれば、危なくなる前に転ぶことができるようになります。これも大事なこと。

偉そうに書いてますが、私も久しぶりで自由には板が揃わない状態でした。ブーツのサイズも合わないし、手首は痛いし、苦労をしながらの1日でしたが、子どもたちと滑るのはやはりとても楽しいです。今更コブ斜面にチャレンジする勇気はありませんが、子どもたちにもう少しは教えられるように、頑張らないといけませんね。

坂東下見の下準備を完了

募集チラシの発送を終えて、次は下見の計画を立てました。昨日はMRIの撮影から戻ってからは、ほぼこれに費やしました。もともと二泊三日でも帰着が21時半ぐらいという日程です。強行軍ではなく、ゆとりを持たせた行程なので、西国と比べればさすがに境内地が狭いお寺の多い坂東であれば、少しずつ早まって、意外に早く帰ってこれるかもしれません。が、下見の場合は事情が違います。

下見は一泊二日なのです。そもそも本番の二泊三日も、日程の確保としてはかなり無理矢理です。よく今までやってこれたな、と。それに加えて下見まで二泊三日では、どうにも日程取れないし、経費もまかないきれません。一番安く抑えるには、下見をしないのが一番安いんですから。

とはいえ下見なしでは何の案内人も勤められないのは西国の第一回目で思い知らされました。下見は大事です。高い参加費を払って楽しみに参加される皆さんを前に、和尚が何も知らないでついていくだけではお寺が主催する意味がありません。

そんな思いを抱きながら、でもさすがに普通に回ると22時帰着になってしまって、なかなか厳しいなというところだったのですが、回る順番を組み替えて、何とかなりそうな行程を組むことが出来ました。Google Mapのおかげです。

今回は神奈川県と千葉県の札所を回ります。本番の宿泊が横浜中華街、その日の夕食は中華街で自由食ということもあり、下見でも中華街を訪れて、お勧めできるお店を探しておく必要がありました。1,000円ぐらいで安く食べられるお店、少しリッチに食べられるお店。ある程度参加者の需要を想定して、それに見合ったお店をチェックしておかなくては。

ただ、そのために中華街近くに宿泊するように行程を組むのが大変でした。宿泊地がどこでもよければこんなになんどもルートの組み替えをしなくて良かったんです。行くだけの下見なら楽なんですよね…

隣寺和尚への通告も、宿への予約も完了し、下見の日を待つだけとなりました。その前に、西国の第一回の行程をもう一回まわる旅が入っていますが。第二回から参加してくれた方に、最初に約束をしたんです。第一回の札所は後から必ず回るから、って。じゃないと二回目から参加なんてしてくれないでしょうからね。その約束を果たすのです。

ちなみに、下見のお宿はagodaという予約サイトを使って、朝食付きで6,600円で確保することが出来ました。他の経費は高速道路代とガソリン代、拝観料、フェリーも使うので乗車券代ですね。当初想定したよりは、安く下見をしてこれそうです。

チラシ発送しました!

ルートが出来上がり、参加費の算出が出来てから5日。無事に坂東三十三観音巡り参加者募集チラシを発送できました。参加費が高額なのでなかなか新規の参加者は集まらないとは思いますが、この楽しい旅に、少しでも大勢の方と一緒に行きたいのです。

良い反応が得られると良いなぁ。

午後からは左手首のMRI。予約時間よりも早く行ったところ、前の方も早めに入っていたようで、だいぶ早い時間から検査を始められました。でも、終わりの時間はほぼ予定通り。結構長い間、機械の中に入っていたようです。途中で睡魔に耐えかねて寝てましたし。

終わりとともに目が覚めて、動かさないようにゆるく固定されていた左手が、本当に動いていなかったのか自信はないのですが、綺麗に撮影出来ましたって言ってたので大丈夫なんじゃないかと思います。

左腕を上に上げた状態でうつ伏せになったわけですが、機械から出るときには大変痺れていました。左手動かないし。ちょっと寝たせいで体の動きも悪いし。ヨレヨレと機械から降りることに。情けない。

今日はMRIを撮るだけなので、そのままお会計しておしまいです。結果は来週水曜日。どんな診断になるのかなぁ。Facebookのコメントで情報もいただいているので、これでダメな場合の次の行き先も見えてきているので、不安はあまりありません。そのうちきっと治ると思っています。こういう気持ちの持ちよう、大事大事。

やっと坂東札所めぐり募集チラシの発送準備が整った

4月から始める坂東三十三観音巡りの参加者募集チラシ。月曜日に巡礼ルートが旅行社さんからもたらされて以降、それまでに準備してあった原稿にルートを書き込み、加えて色々と細々書き加えて、ようやくチラシが出来上がりました。

200通以上の封筒を作りますので、印刷と封筒詰めだけでも結構時間がかかります。A4版専用とはいえ紙織り機があってよかった。これが3万円で買えたんだから、昔は良かった。販売元や細部の印刷は変わっているものの、基本性能は明らかに同じものが今は45,000円するんです。50%アップですよ。びっくり。

チラシに加えて、坂東三十三観音公式サイトで配布しているパンフレットもPDFをダウンロードして同封しました。本当はカラー両面刷り原稿なのですが、もちろんモノクロ印刷です。カラー印刷は高過ぎます。

西国三十三所巡礼に参加してくれた皆さんには、特別なお手紙を付け、お寺に来ないと見れない専用朱印帳のリストも、カラー印刷で同封しました。インターネットにアクセス出来る人であれば、お寺に来なくても見れますけれどもね。

25時までかかって封入して、明日郵便局に持ち込むばかりです。どんな反応が出るかなぁ。興味持ってくれるかなぁ。

第一回目は神奈川県と千葉県にある札所を巡ります。二泊三日で75,000円。高いです。20名で計算しているんですよ、今までの参加者数に合わせて。25名まで増えると、65,000円で実施できることになります。先ほどの特別なお手紙には、このことも書いてあります。もしその人数で開催できるのであれば、取り過ぎた分は戻しますよ、と。だいぶ印象が違いますもんね。

なんとか、5名、増員できることを願っています。もちろん、西国に行ってくださった方が、お元気にまた参加してくださることも。楽しみです。