書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

血液検査の結果

リウマチではありませんでした。これはホッとして良いことだと思います。その一方で、じゃあこれはなんで痛いんだろうという疑念は相変わらず残ってしまいました。先生は炎症の線で引き続き、ということでしたけれど。

指の関節についてはそれで様子見ということでもまあ納得できるのですが、左手首についてはあまりに期間が長いし、消炎鎮痛の塗り薬もさっぱり効かないし、それ以前に塗り薬でどうこうなるようなゆるい痛みではなくて。

それでも最初にかかった整形外科で買ったサポーターをし続けていたらだいぶ痛みを感じなくなったような気がして、これはもしかしてちょっと良くなってるかもなんて思ってですね、腕立て伏せ出来るかなぁ、なんて挑戦しようとしたんです。

そしたら四つん這いになることすら出来ませんでした。むしろ悪化してた。

腕立て伏せをする前に、まず四つん這いになるじゃないですか。そこから膝を浮かして、腕立て伏せの体制に入っていくじゃないですか。膝を浮かせられないんです。上半身の体重が手首にかかる時点で、もう痛い。

痛みに耐えて無理すればもちろん出来ますよ。ただ、この痛みの感じは、絶対後に残る感じなんです。何もしていなくてもズキズキと、数日痛み続ける未来が直感できるんです。無理出来ませんでした。

今回は痛みを訴えたことで、ロキソニンが処方されました。一日3回食後に服用。これを一週間続けて、どんな具合だったか教えてください、と。次に疑うのは、大工さんとか、特定部位をよく使う人がなるパターン。骨の変形です。右手首ならともかく、左手首は今の所心当たりはありません。

いや、どうだろう、キーボードで入力するとき、右手首と比べると左手首はちょっと角度がついているんです。癖なのか、キー配列に対応するためになのか、無意識にちょっと逆くの字に曲がっているんです。右手はそういうことはなくてまっすぐなんですけれど。

もしかして、これ?

次回の診察に時に、一応話してみようかなと思います。

20181012

当番日勤務もあと何回、とカウントダウンが始められるぐらいになりました。残り任期二ヶ月を切りましたよ。先日も書いた通り、行事も目白押しで全然実感がわかないのが残念です。打ち上げ旅行も煮詰めていかないとならないのに、さっぱり話題に上がらなくなりました。

と思ったら、所長さんが気にしてくださって、久しぶりに話題に。一月末の予定なので、こちらもだいぶ近づいてきたんですよ。

1日終わって、夜は秋祭りの準備に顔を出しました。準備と言っても今日は太鼓の練習と太鼓の締め直しだったので、出番なし。手首が痛くで整形外科に通うほどなのですが、そのせいで太鼓も叩けません。ものすごく痛む角度に手首を使わないと叩けないんです。太鼓の締め直しは力のいる仕事。加わっても邪魔にしかならないので今までも手を出していませんが、今回はさらに手首のダメージまで加わって、さっぱりダメなのはわかりきっていたので、大変申し訳ない気持ちのまま、眺めていました。事情を知らない先輩方からしたら、なんだアイツはと思われても仕方ありません。でも、さっさと帰るのも違う気がする。本番に太鼓を叩いていなければ、事情説明の機会も得られるかなぁ。

仕事に追われて顔を出すことすら出来ずに本番直前の週まで来てしまって、その上さらに居ても何にもしない。でも支部長が同級生ですから、ちょっとぐらいは手伝いたい。この気持ち、なかなか伝えられません。

終わってからの会計書類作成の手伝いが、残っている唯一手伝いかな。またしても目立たないところではありますが…

お祭り当日に、何も手伝ってないのに出てきたと白い目で見られないことを願うばかりです。そんなことはないと分かっていても、ね…

現職研修会のために

年に一度の現職研修会までひと月を切りました。宗務所の任期中、最後の現職研修です。今回は会場をいつもと別のお寺さんをお借りして開催します。大きな伽藍ですが、普段余り使っていない部分が多く、手入れが届いていないので、というお話でしたので、職員と、若手僧侶数人に声をかけて掃除をしてきました。

メインの研修会場として書院、事務局としてお借りする和室一間、講師控室としてお借りする客間、そして食事を用意するための台所。10人ほどで取りかかり、2時間ぐらいで大半の掃除は終わりましたが、台所に時間がかかりました。私は途中で帰らせてもらいましたが、3時間経ってようやく終わったぐらい。その後、いきおいづいて窓の掃除まで始めていましたが、いつ終わったのかなぁ。

台所はかなり念入りに掃除をしていましたので、もし来年もお借りするとしても、今回ほどの掃除は必要ないかも知れません。一年使わないと、どうなっているか分かりませんけどね。

それにしても大きな伽藍。台所もお店の厨房のような大きさです。お寺の居住スペースである庫裏にも台所はあるそうですし、建物の配置的にも普段使いするにはあまりにも不便な場所にあります。御住職は既にご高齢。維持するのがどれほど困難かは想像に難くありません。

第四宗務所管内にはここまでの伽藍のお寺はそういくつもありませんので、何かしらの形で活用できればなぁと願わずにはいられません。とりあえず現職研修会でお借りします。街中からは離れますが、いつも皆さん車でいらっしゃるので、特段の不便も無いと思います。当日が楽しみです。

メガネレンズを注文

ようやく眼鏡屋さんへいくことができました。宗務所帰りにイオンへ寄って。ここに入っている眼鏡屋さんで以前作った眼鏡フレームに、プリズムレンズを入れてもらうんです。

処方箋をよく見たら、読書用と書かれた行に数値が書き込まれていました。これはあれですか、わざわざ遠景用と分けるということは、老眼のためでしょうか。それとなく眼科で聞いていましたけれど。

これから作るレンズで車の運転はできるか聞いたら、多分避けたほうがいいでしょう、とのこと。瞳孔距離も1mm違ってるんですよね。やっぱり影響あるのかな。

歩くのにも出来れば別のメガネを、ということでした。運転なんてもってのほかでしょうか。逆に考えると、歩いてみれば具合が分かる、というわけです。運転は膜プリズムレンズを貼ったメガネで大丈夫なので問題はありませんが、やはりクリアさに欠けます。斜位が改善するというなら一時しのぎでいいんですけれど、改善するのかなぁ、これ。

仕上がりは一週間後。また宗務所帰りに寄れるかな。楽しみです。

今日は色々捗った

主にはこの日記がかなり進みました。昨日の段階まで到達。久しぶりに数日分溜めてしまったので、しんどかったです。日、1日と、溜めてしまっているという事実が気持ちを澱ませてきて、心がスッキリしなくなります。

もしも1,000人も読んでくださる方がいたらもっとすごいプレッシャーでしょうね。今の所普段は毎日100人ぐらい、稀に200人ぐらいの方に読んでもらってるようです。いや、そのうちの何割かはたまたま検索に引っかかって訪れた人でしょうから、読んでくださってるのは半分ぐらい?かな?

そうなるとモチベーションもあまり高くはなくて、それゆえに睡魔に負けてしまうわけです。深夜零時過ぎに日記書くのはなかなかですよ。今日は1日何があったかなぁ、取り立てて目立ったことはなかったかなぁ、何を書こうかなぁ、なんて考えていると、気がつくと椅子に座ったまま寝ているわけです。

そんな調子で日記が溜まっていくのですが、溜まった文をひたすら書く作業が、今日ははかどりました。嬉しい。その日には思いつかなかった日記が、日が経つと書けるというのも不思議なものですけれどね。思い出せなかったことが不意に思い出せたり。

もっとも、強く感じたことのあった日については、その日にうちに、気持ちが熱いうちに書きたいと思ってます。頑張ります。

忙しい自慢

ここしばらくなんだか忙しいなぁと思っていました。改めてスケジュールを眺めたら、12月まで忙しさが続くようです。なんだこれは。

これだけ忙しくても、お寺に収入が入る機会は法事と葬儀、ほぼこの2つだけです。スケジュールを埋め尽くしているのは法事でも葬儀でもありません。葬儀が埋め尽くしていたらそれは大変怖い未来予定帳となって、持っているのも恐ろしいですが。

土日も平日も予定が入っていて、普段はそれほど多くない宿泊を要する仕事もいくつか。8割方は宗務所の関連した仕事なので、収入になるといえばなるのですが、日当5千円+交通費手当ではねぇ。職員の中でも通勤距離の長い私は、多めに交通費手当をもらっていますけれども。他の職員のように途中で仕事を抜けてお役僧に行けるわけでは無く、そうして断ったお役僧の数を考えると、優遇されてるとは思えないなぁ。組寺のお寺さんにも迷惑をかけてきました。12月の任期満了まで、今しばらくご辛抱を。

常々収入の安定化を模索していますが、最近ではお寺さん向けに、IT機器サポート月会費5千円、とかで需要が無いかなぁ、何て考えたりします。出張費請求無しで月に何度でもサポート依頼OK。利用してもしなくても月に5千円ですからかなり高価ですが、お寺特有の事情は全て承知した上でのサポートが期待できるなら、ぼったくりとも言えないと思います。お寺として業務にするには登記簿を書き換えなきゃならないので、個人事業としてやることになりますけれど。宗務所に費やしていた時間から考えたら、特段の負担増にならずに出来ちゃう仕事かもと思ったり。ただ、葬儀以上に急に電話が鳴るわけなので、自由はとことん失われそうですね。

でも需要が見込めれば、やってみたいです。収入面も期待しちゃいますし、サポートをしながら界隈のお寺さんのIT化を進めて、その結果、本来の勤めに集中できる時間を増やすことが出来れば、良いことずくめです。IT機器は便利ですが、トラブルが起こった際の復旧がまだまだ大変です。そこをうまくサポート出来れば良いなと思います。

宗務所の任期が終わったら、今よりは時間の自由が効くようになります。何か出来るかこうして考えている時間が、忙しさに追われてかさつく心を、少し和らげてくれます。

ピアノの発表会と地震

次女と長男がピアノ発表会を迎えました。この日記では初言及かも知れませんが、地元のピアノ教室に通っています。年に一度のこの発表会のために、夏休み頃から練習に励んでいました。

結果は、ちょっとミスがありましたが、親としては大満足。連弾で演奏が止まるという緊急事態にも冷静に対処できた姿に感動しました。

びっくりしたのは、地震です。会場の辺りでも震度3ほどの揺れだったようです。ちょうど我が子の連弾演奏中でした。あとからビデオで見直したら、揺れが収まった後に、次女が弾きながらキョロキョロしているんです。ちょっと弾き間違えて演奏が止まって再開した直後だったのですが、意外な余裕っぷりにビックリしました。

発表会の後は、ご褒美に子どもたちの望むお店でお昼ご飯を食べました。チェーン店ですが家族では初めて行くお店。私も前回行った記憶が無いぐらい久し振り。初めて食べる、CMでよく見かけるその食べ物を、おいしそうに食べていました。親としてはここでも満足。

本人達はとても緊張してこの日を迎えたことと思います。緊張の中、よくがんばりました。