書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

いつもなら宗務所へ行くタイミング

当番日でもありますし、現職研修会明けということで、例年であれば宗務所へ出勤しているタイミングですが、本日は葬儀のため欠勤です。

新居の斎場での葬儀にもだいぶ慣れてきました。火葬中にお寺に戻らないために出来てしまう空き時間のために、最近はiPadを抱えて行くことが多かったのですが、今日はMacBook Proを法衣カバンに詰め込んでいきました。

やりたいことは文字入力なので、そこに主眼を置くとパソコンが便利なのです。iPadですと別にキーボードが必要になります。それも用意はしてありますが、ローマ字入力を強制されるのが気に入らない。

普段かな打ち入力の私ですが、ローマ字入力でも問題なく打てます。伊達に長いキャリアを誇りません。そのあたり柔軟です。でも、頭と直結して入力ができる感覚があるのはやはり、かな打ちです。

iPadを立てて、キーボードを開いて(折りたたみタイプなので)、iPadのロックを解除して、キーボードが繋がったのを確認して。それだけの作業をしている間に、MacBook Proであればいつも使っているエディターで入力が開始できます。この差は大きい。

もっとも、やはりMacBook Proは図体がでかいです。これが12インチのMacBookになるとまた違った印象になるのでしょうが、もうこれ以上カテゴリのかぶる品は不要です。iPadはもっとライトな用途に絞って使い、出先でも基本はMacBook Proにしようかと、最近はそんなことも考えています。

でも重いんですよねー。この弱点が事態を難しくさせまくっています。

現職研修会

無事に終了。よし。

今年はお寺を取り巻く現状について、危機感を煽るべく講義をしていただきました。評判良かったです。私はいつものごとく縁の下の力持ちとして聞いていられませんでしたけれど。

たまにはのんびり講義を聞くだけで過ごしたいものです。ただ、それまでになんとか、椅子を導入したいな…

現在は浜松市中区の天林寺様の書院を会場にお借りしています。必然的に正座ということになります。講義を受ける姿勢としては、1時間を越える場合はデメリットしかありません。足の痛みに集中力が削がれます。僧侶だって、足は痛いのです。

しかし100人収容できる会議室をどこかで借りようと思ったら、それなりのお値段がしてしまいます。ホテルじゃなきゃ無理ですよ。1日借りたら10万円じゃ足りないんじゃないかな。予算は30万円の設定ですが、かかっても25万円以内に抑えたいのです。できれば20万円ぐらいまで落としたい。赤字で組んだ予算ですから、10万も節約できるのはとても大きいのです。

もうね、予算20万円じゃあ、会議室借りたらおしまいですよ。お金のいる講師は呼べません。宗務庁から派遣していただく講師さんは謝礼も交通費も不要ですが、普通は講師をお願いすれば、費用がかかります。今の予算状況では、椅子席は無理なのですよ。残念。

天林寺様、広いですけれど、それでも毎年駐車場が不足がちで難儀をします。駐車場問題と椅子席問題。なんとかしたいのですが…

今後に向けての課題です。残りの任期で、何かしら方向づけができたらいいのですけれどね。

夜はお通夜。明日は葬儀。しばらくは宗務所のことは考える暇がありませんね。

宗務所日記

明日は現職研修会。朝、訃報が飛び込んできて枕経をお勤めして葬儀の日程を打ち合わせた後、宗務所へ。すぐに葬儀の支度に取り掛かりたいところですが、休んではいられません。最後の仕上げです。午後からは当番日ではない職員も駆けつけて、会場のセッティング。机をたくさん運んで、座布団並べて、資料を並べて…

私は結局必要書類の準備が終わりきらず、会場セッティングには一切関われませんでした。みなさん、ありがとう。

明日が友引のため、葬儀は明日明後日となりました。こういう時のために、現職研修会は友引に当ててあります。今夜支度をすれば、ちゃんと間に合います。

そんなわけで真夜中までかかって支度が完了。宗務所がもうちょっと近かったら、もう少し時間に余裕が持てるんですけどね。往復2時間がもったいないです。この生活を始めてもうすぐ1年。一体この間、どれほどの時間を通勤に費やしただろうか。電車で通勤なら乗車中は色々作業をしたりも出来ますが、車の場合は運転以外のことはできませんからねぇ。

ともかく、このまま金曜日夕方までノンストップが確定しました。頑張ります。

久しぶりに仕事が捗る

やっぱり疲れが残っています。でも、今日は久しぶりに仕事が捗りました。なんででしょうね。疲れていてもできる時はできるものなのでしょうか。

娘が夕方美容室へ行って、長かった髪の毛をさっぱりと切ってきました。私が小学生の頃は、確か肩に髪の毛がかかっちゃいけないんじゃなかったかな。今はそのあたり、自由ですよね。あの頃は何が理由でダメだったんだろう。

結構そういうこと、思い返すとたくさんあります。今もきっと、よくわからないルールがあるんでしょうね。社会にはあふれていますから、学校にだってあってもおかしくありません。

中学生ぐらいになったら、理不尽なルールに納得しないものの、反抗するメリットも感じられずに受け入れていたように思います。そう考えると、子どもの頃の方がよほどドライな性格だったなと、今更気付きます。

今の子たちはどうなのでしょう。自由なことが多いと、かえって反抗する気持ちが出ずに過ぎ去ってしまうのか、それともちょっとした理不尽に我慢できなかったりするのか。

全然想像出来ませんね。学校で子どもたちの接する先生たちは、いつの時代も大変なんだなと思います。今後もよろしくお願いします。(さすがに先生には読まれていないと思う)

お疲れ、お疲れ

昨日は操法大会のお疲れ様会を、訓練に付き合ってくれた副分団長、班長、そして出場した要員+補欠要員で夜中まで。

それでも私はちょっと早めに帰してもらい、23時には帰り着いていました。それであっても疲れはあるものでして。そもそも大会の後、消火器の点検にみんなに入出中を回ってもらいました。三役は詰所でお留守番でしたが、疲れがそこで取れるほど休憩できるわけでもなく、消火器点検の進捗状況のことが頭の中をぐるぐると回っていました。

ちょっと寝ましたけど。

そんなわけで今日は1日お疲れモードでした。この疲れ、明日には取れるのかどうか、心配です。最近疲れが全然取れませんからねぇ。

もう41歳。無理ができない歳になって来ました。

いよいよ大会本番です

湖西市消防団操法大会が開催されました。分団長は朝7時集合です。早いです。団員も7時半集合。こちらも早いです。いつも思うのは、ここから開会式までの待ち時間が長いこと。今回も1時間待ちです。なんとかならないものか。でもこれが30分前集合になると、急に忙しい印象に変わるんですよね。不思議なものです。不測の事態に対応するには、この程度の待ち時間は許容しなくてはならないのかもしれません。

過去の教訓があるのかもしれませんしね。

大会は無事に終わり、2名のうち1名はいわゆるMVPを受賞しました。5人1隊で消防車を使って水を出すのですが、一人一人の役割は厳密に決められています。ひとつ一つの動作に採点がされるんです。指揮者、一番員、二番員、三番員、四番員と呼ばれます。

出場全隊の一番員の中で、一番良かったということです。いやー、びっくりしました。そんなことないと思っていたので、表彰の受け方も教えていません。「すごい」と「やばい」という二つの感情が同時に出て来たのは初めてでした。

一応、見よう見まねで表彰も受けてくれまして、安堵。今までの訓練の過程で基本的な動きについては叩き込まれていますから、突然のことでも対応できたのでしょうか。素晴らしいです。

訓練参加日数の少なかったもう一名も、本番ではしっかりとした動きを披露してくれました。あれだけできれば何も問題ありません。胸を張れます。

8月末から始まった訓練続きの日々も、これでひと段落です。もうあとは忙しいもの何もないなと思っていたのですが、ひとつ追加で加わりました。それについてはまたそれが始まった頃に日記にしましょう。

いやー、今日はいい日だ。めでたい!

消防漬けの1日

午前中は何をしていたかも思い出せないぐらい、午後から消防漬けとなりました。

まずは明日の操法大会の準備。テントや机、椅子などなどを、会場となる新居の競艇場駐車場へと運び込みます。積んでいく車は本部員提供。自営業者が多い強みを活かします。

準備に集まったのは、本部員と分団長。つまり20名ちょっとですね。多くはないです。

分団長で力を合わせて本部や来賓用となるテントの設営をします。そのほか、会場周囲をぐるっとロープで囲んだり。本部員はこれまた力を合わせて操法大会に欠かせない白線を引いて行きます。この白線に合わせて消防車をとめ、集合や整列をします。cm単位で細かく決まっていますから、メジャーで図る姿も真剣そのものです。

2時間ほどで準備は完了。引き続き、希望する要員による直前の訓練です。我が七分団から出場する2名も、本番会場の下見に来てくれました。せっかくの休日を二日も消防団に使ってくれるなんて、感謝です。

一緒に操法を行うほかの要員は来ないことが分かっていましたので、1時間ほど、個人練習。結構みっちりと行いました。

その場で解散して、ほぼ引き続きのような形で、18時半開始の入出の卓球大会です。消防団からは1チーム3名が出場します。例年2チーム6名が出場していましたが、今年は明日もあるので勘弁してもらいました。

三役でしばらく見守った後、卓球大会は出場している団員に任せて、今度は分団の水出し訓練へ。久しぶりにじっくりと腰を据えて訓練が出来たように思います。

今回は、班長にはなるべく指示を出さずにいてもらい、班長補佐が中心となって水出し操作を進めてもらいました。班長が常に現場にいてくれるならば、班長がどんどん指示を出してくれれば良いんですが、そうとは限りません。三役だってどうか分かりません。現場にいる人間だけで回さなくてはならないのですから、せめて班長補佐には指示を出す経験を積んで欲しかったんです。少しでも。

班長になると、責任感もぐっと重く感じるようで、今年度から班長となった4名もここに来て存在感を増して来ていますが、やはり就任したてはどう動くべきか迷っている姿がありました。班長補佐ならなおのこと、です。

そんなわけで。なかなか良い具合の訓練だったと思いますよ。次はどんな内容にしようかなぁ。最近、それを考えるのが楽しみだったりします。私も私で、やっと少し余裕ができて来たんでしょうね。