書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

念願の西国三十三所めぐりのために

いろいろな思いから企画をしております、西国三十三所めぐりの霊場参り旅行。30名集まれば大型バスで、わずかな持ち出しで実施できる予定でした。

申し込み締め切りは5月の20日。つい先日でした。今のところの申し込み人数は13名。かなり厳しい。せめて20名に届けば、中型バスでなんとかなるんじゃないかと思うのですが。それも見積もりを取り直してもらわなければハッキリしませんけれども。

とにかく、このままではお流れになってしまいます。聞くところによると、参加申し込みされた方はとても楽しみにしてらっしゃるとか。お流れにしてしまっては申し訳がありません。

ただでさえ、昨年1月の住職交代以来、こうした旅行物の募集は成功していないのです。昨秋の宗務所主催の檀信徒研修会も正太寺からは参加ゼロ。先週の梅花流全国奉詠大会もゼロ。みなさん、私と一緒の旅行は嫌なのかなと真剣に悩んでしまうほどです。

ですから、ここで挫けたらこの先も同じことが繰り返されてしまいかねないという恐怖もあるのです。

そんなわけでして、今朝から檀家さんへの電話掛け大作戦をしました。久しぶりにお寺の仕事のできる日というその貴重な1日を、これは今どうしてもしなくてはならないことだと、電話掛けに費やしたのです。

結果、私の成果はゼロ。母が昨日やりとりした方の中から2名ゲット。締め切り前後からすでに4名ゲットしています。さすがです。

私の方も、今日のところはゼロですが、少し考えさせてくれという方が数名いらっしゃいます。明日、出張先から確認電話を入れてみます。20名に少しでも近づけるべく、やれることはどんどんやります。締め切り前にはここまで動くわけにはいきませんでしたから。まだまだ、ここからが勝負です。

それにしても。

今日の電話掛けは、二泊三日の旅行に行ける程度の時間が確保できそうで、足腰もまだそこそこしっかりしてらっしゃると思える方を中心に行いました。それなのに成果ゼロ。みなさんいろいろとお忙しいようです。社会的な役割を担う世代が少し上にシフトしている、というか、幅が広がっているような気もします。何歳になっても元気であればどんどん仕事が回ってくるというような感じです。

もしそれが実態として顕著であれば、一石を投じたい状況であると思います。