書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

曹洞宗東海管区の布教師会

布教師の会というのがあります。名前はそのまま布教師会。厳密にはもうちょっと長いのかも。曹洞宗とか入るのかな。

私は宗務所職員と言うことで一応名簿に載っていますが、活動はありません。布教師資格を取ると否応なく会員になるのでしょうけれど、私は取っていませんし。

組織のことはよく分かりませんが、年に一度総会が開催されます。今日がその総会の日。

総会の中身は会計報告ぐらい。その後、管区の教化センター主導の布教協議会が開かれ、昨今の曹洞宗を取り巻く状況から一つお題に拾って、どのような布教をしていけば良いのかというようなことを話し合います。

ここまでが午前中。午後からは総会開催に当たっての記念講演と人権学習。記念講演は興味深い内容で、会場の都合で私は最前列の席なのに柱の陰から聴講するという今まで経験の無い事態に陥りましたが、目の前がスピーカーでしたのでお話しはよく聞こえました。ラッキー。

人権学習も震災に絡めての内容で興味深かったのですが、お寺の猫の具合が悪いが気になってここで早退。ゆうべからいつ死ぬか、というぐらいに危険な状態なのです。もう気になって気になって。

もうごはんも食べられず、水を飲んでもすぐに吐いてしまうような状態。春先に具合が悪くなったときには、動物病院でももう出来る治療は無いと言われてしまい、しかしそれから少し持ち直したのですが、再び、今度はその時以上に深刻な状態になってしまっています。

とりあえず今夜はまだ生きてくれています。生後一月ほどの頃に知り合いのお宅から頂いてきた愛猫。子どもが生まれてからはさすがに子ども中心でしたが、それまでは猫の存在感がとても大きくありました。

布団に連れて行って一緒に寝ることもよくあったのですが、あんなことももう出来なくなります。覚悟は出来ていますけれど、別れの時は少しでも先に延びて欲しい。人間の勝手な思いですけれどね。寂しくなるのは分かりきってますから。