書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

卒園式

長女が卒園の日を迎えました。けっこう、緊張しますね。娘も緊張しているんでしょうけれど。


9時半頃に開式し、終わったのが11時半。その間、父親は立ちっぱなしです。私の立ち位置では壁にもたれかかることも出来ず、膝裏がぱんぱんになってしまいました。こんなにがんばって立っていたのは、修行に上がった当日以来のことです。


まだ次女と長男が控えていました、あと2回これを繰り返すのは、しんどいなぁと考えながら立っていまたし。もちろん、ビデオとカメラをスタンバイしながら。


悲しい性ですね。娘が卒園証書を受け取る瞬間を、カメラ越しに見てしまうなんて。でもその瞬間、映像と写真にも残したかったんですもの。大丈夫、人間の目は補正が効きます。カメラ越しの映像でも、生映像として記憶できますよ。


子どもたちの名前を呼ぶ先生の声は、最初から涙声です。ずるいですよ、そんなの。涙腺緩まないわけ、ないじゃないですか。


結局、子ども一緒に壇上に上がり、卒業アルバムを担任の先生から受け取る母親達は、たいていみんな泣いてしまうことに。


私はずいぶんがんばったのですが、保護者代表による謝辞にて、大泣きしながら通った年少時代の娘を思い起こさせる場面では、さすがにグッと来ました。


毎日あんなに泣いていたのに、いつしか喜んで通うようになり、今では卒園してしまうことを悲しむほどになったなんて。


先生方が、どんなに大変なときでも、子どもたちと真っ正面から向き合ってくださったおかげと、心底思います。ほんとに、信頼できる先生ばかりでした。


長女は卒園してしまいましたが、次女はこれから年少です。引き続き、よろしくお願い致します。


そして長女はあと少しで小学生。親にとっても不安な日々の始まりです。30分以上はかかる通学路。はたして体の小さな娘が毎日通っていけるか、本当に心配です。


私も同じように小さかったですが、長男が6年生でいてくれたので、おんぶしてもらったり、ランドセルをもってもらったりして通うことが出来ました。


そうした助けが得られれば良いのですが。同じ通学班の子たちに、よろしくお願いしますと、ただお願いするしか無いですけども。