書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

小春日和で11月下旬がスタート

いよいよ11月も下旬となりました。平成23年も、残すところあと僅か。昨年の今頃は、宗務所の庶務主事を受けることを決断した頃でしたか。なんとか今までやってこれてます。


天候は小春日和と言って良いでしょう。昨日の大雨から一転して、快晴。そこに日の当たる匂いが、全然冬の入り口らしくありませんでした。これから本格的な春が来る、そんな空気でしたね。


法事のお墓参りから本堂へ移動しながら、参列の方と昨今のおかしな気候のことについて少しおしゃべりをしました。この時期にこんなに暖かなのもおかしいし、急に冷え込んだりするのも体にしんどい、と。そんな話を。


明日からはその、急に冷え込む、という日になるらしいです。平年並みになるのでしょうけれど、本音ではあんまり嬉しくありませんね。やはり寒いのは苦手です。


でも、凛とした寒さは好きなのですよ。気が引き締まります。一番好きなのは、暖かな日差しの中でぼーっとしていることですけどね。


変な気候ではありますが、それでも季節は冬に向かっています。寒さからは逃れられません。大震災に遭われた地域は、この冬、無事にしのげるのでしょうか。第四宗務所管内からもよく知る若手僧侶が住み込みで支援活動に行っています。この辺りは厳しい寒さとは無縁ですからね。彼は永平寺安居で多少寒さを知っているとは言え、冬支度万全の本山とは、勝手が違うはずです。


支援に入っている多くの人が、そういう状況だと思います。被災地の皆さんはもとより、そうした皆さんも、無事に冬を乗り切れますよう、お祈りしています。