書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

一番体を痛める日です

今日はいよいよ新盆の方のお施餓鬼です。今年新盆の方が本堂に集まり、順々にお勤めをしていきます。
今年は2時間弱かかりました。


その間、お経を読み続けます。近隣のお寺さんにもお手伝いに来ていただくのですが、一年の中でしんどいお勤めトップ3に入るんじゃないかなぁと予想しています。


もちろん、お参りに来られる新盆のうちの方々にとってもまるで修行のようなお勤めです。広くはない本堂に溢れんばかりに(実際にはやや溢れたようです)人が集まり、ぎゅう詰めの中で2時間、ひたすら自分の番が来るのを待つのですから、我々和尚とどちらが大変かというと、微妙なところかもしれません。


衆人環視の中にいる緊張感を加味すれば、和尚の方が大変と言えるでしょうが。


中学生の頃から同じ場に立っていますが(もちろん修行から戻ってからと違い、まさに立ってるだけでしたが)、この緊張感はいつまでたっても変わらぬままです。副住職という立場のおかげでより緊張してるぐらいです。子どもの頃は、それこそあくびしたってかわいいからと許されますもの。


あの頃が懐かしいなぁ。おときに回っても疲れ方が全然違ったし。(仕事終わってから夜中までゲームをしてても平気だった)
あの体力を取り戻したいです。