書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

今日は順調にはかどる

新たな知見を得ました。書き損じはがきを郵便局で新しいはがきと交換してもらえることは有名ですが、昨年の値上げで料金が変わった件が気になっていました。


62円だったものが63円になったんです。消費税が導入された頃の封書の料金が62円でしたので、はがきがそれを越えるわけです。ここだけ見ればインフレしてる。


書き損じたはがきは62円のもの。手数料5円に加えて、差額の1円を払えば、63円のはがきに交換してもらえます。どんな扱いになるのか心配しながら行ったのですが、無難というか当たり前というか、普通の対応でした。よかった。


世の中、普通であることって実はなかなか難しいですからね。


今は月に一度の眼科通院に来ていますが、昨日は取りかかることすらできなかった年末調整もほぼ終わり、診察が終わったら急いで戻って、本堂に机を並べて護持会理事会の準備だー、というところです。順調です。


いまのところ、明日は何をしようというぐらいやることが思いつかない状態です。雨予報なので外仕事もできそうにないし。こんなの久しぶり。


のどの痛みが引かないのでいつ悪化しやしないかと心配な体調ですので、しっかり休む必要もありそうです。風邪はね、一度引くと能率も低下してつまらないですからねー。

三つの仕事を並行作業のはずが二つしかやってなかった

明日の護持会理事会の準備と、昨年と今年と幹事をする別団体の総会の通知と、未だ取り掛かっていない年末調整を同時に進めている予定だったのですが、現在23:27、年末調整が手付かずでした。

忘れてた。

いや、時間はまだある。大丈夫だ。

理事会は明日だから先には延ばせない。総会通知も出欠返信締め切りの一月前にはだしたいのでこれも一日しか猶予がない。納税は10日だからまだ間に合う。順番を間違えたわけではない。

でも、遅れることで一番ダメージが大きいのが年末調整なのでドキドキしてます。昨年は確かついに全部手計算無しで作業を完了できたはずなので、今年はそれを思い出しながらやるだけで済むはず。一日あれば、思い出せる、はず。

それが終わると法人の税務申告が待ってます。個人の確定申告もありますし。昨年は医療費がたくさんかかっているので、医療費控除が使えるんです。宗務所の給料が無くなった分で源泉税は微々たるものになりましたが、子供たちの教育資金を貯めるためにはちょっとでも支出を削り取らないとなりませんので、お国には申し訳ないですが使える控除はしっかり使います。

さて。当面の三つの仕事のうちの二つは目処が立ちました。おかげでなんとかこの日記を書けています。個人のブログも書きたいのですが、今日はここまでかな。喉に痛みがあって、スッキリしません。しっかり休まないと。年末年始の疲れが出てきたっぽいのですが、正太寺の行持はまだしばらく続きますから、疲れを感じている暇はありません。割と過酷なんですよねー、正太寺の行持スケジュール。負けないぞー

初詣に行ってきた

お寺に生活するものにとっての初詣とは、そこそこ名の通った有名寺社にお参りすることを指します。正太寺をカウントしてしまうと、初詣感が出ませんので。


二年続けて袋井の可睡斎へ行ってきました。渋滞しないけど、参詣者はそこそこ大勢なので初詣感が味わえます。出店が2軒だけなのが寂しいですが、門前には喫茶もできるお店が数軒あります。問題ありません。


同じ地区では小国神社が有名です。数年前の記憶ですが、参道にずらりと出店が並び、付近の道路も大渋滞という盛況ぶりでした。可睡斎も「地方僧堂」という、修行機関を備えた、曹洞宗の中でも重要度の高い寺院です。もっと参詣者を呼び込めるといいんですけれど。火防のお寺として有名なんですよ。


元日からひな祭りが始まってます。今年は見ませんでしたが、500円で諸堂拝観をすると、拝観できるエリア全域におひな様が飾られていて圧巻です。遊びに行ってください。人より大きいぐらいのおひな様もあったけど、今年もいたのかな?小さなお子さんだと逃げ出すかも。


たい焼き食べて、濡れおかきかって、楽しい初詣となりました。天気も良かったし、さぁ子どもたち、明日からの3学期、がんばって!

初売り初体験?

昨年初めてディーラーで車を買ったということもあり、今回初めて新春初売りというものを体験しました。そもそも混み合うところを避ける傾向があるので、他のお店の初売りというのも行ったことはありません。三が日中の開催では行く時間もないですし。

車のディーラーでしたら、混み合うとしても限界があります。物が物だけにワゴンに群がってつかみ合いということも想像できません。それなら安全、安心。

で、行ってきたのですが、入り口で福引き引いて4等(最下位)を当てて、おしまい。買ったときの担当さんは商談中のため、挨拶もせずに帰ってきました。

滞在5分ぐらい?

あっという間でした。感動の初売り初体験でした。お店の駐車場に入れなかったらどうしようかと思ったのですが、それも杞憂に終わりました。こうでなくては。そもそも買う目的で行っていませんから。もらえるものを貰えば目標達成です。

夜は昨日も書いた通り、護持会の会計年度締めを会計さんと総代さんと共に。作業自体は多分30分ぐらいで終わったと思いますが、その後の相談事やら何やらで、結局2時間ほどの時間を費やしてしまいました。私の色々お話できて楽しかったのですが。ざっくばらんな話をする機会というのもそう多くはありません。私だけが楽しんでいることのないように気をつけながら、こうした機会自体は大切にしていこうと思います。

お正月終了宣言

正太寺は正月飾りも外れ、すっかり普段の姿に戻りました。ここに、お正月の終了を宣言します。また来年。

やっと気を抜けるなぁ、とふんにゃりしかけたら、明日の夜には護持会の会計さんと一緒に年度締めと決算書のとりまとめ、予算書の作成という作業が待っていることを思い出しました。

準備は終わっているけれど、再確認は必要だし、気は抜けない時間となります。楽しい方々なのですが、気は抜けないわけです。

どこまで準備をしておくかもなかなか悩ましいところです。お寺さんによっては、護持会の会計は会計役の方にやってもらうという普通に考えたら当たり前のところもありますし、住職が代わりに全部やってしまって、確認をしてもらう程度、とか。正太寺は後者に近く、ほぼほぼ住職がやってしまうのですが、最後の最後の部分は会計さんにとっておくスタイル。

決算予算についても、会計をやったついでにパソコンで作ってしまえるのですが、あえてそれをせずに会計さんに作ってもらっています。まあでも、それはなかなか無意な行いに思えるので、今年は数字まで入れてしまった書類を用意してしまおうかと考えています。その分、他の相談事でもできればと。

最近お正月とは思えない冷え込まない気候のため、草が息吹だしているんですよ。このままだと近いうちにまた草刈りが必要になってしまいます。ようやく静かな日々が戻ってくるというのに、草刈り機の音で静寂を押しやる日も近いかもしれません。

お年始回りの日

 

もう何年も恒例行事として、今日がお年始回りの日となっています。お寺さんによっては、近隣のお寺をご挨拶をしてまわったりするようですが、幸いというか、正太寺はそういう間柄のお寺がありません。師匠が仲人をした関係とか、お寺としてのつき合いではなく、人と人のつながりでご挨拶に来てくださる方はいますが。


私が伺う先も、第二の師匠という間柄。思い返せば初めて伺ったのがもう20数年前になりますが、アポ無しで突然伺って、その時は師匠もお年始回りがあるからと手短なご挨拶となったのですが、翌年、またしても同じこの日にアポ無しで伺ったところ、ほかの予定をずらして待ち構えていただいて、それがずっと今まで続いています。


ほんと、迷惑な弟子であったでしょうに、ありがたいことです。そうした気遣い、私も弟子として真似たいと心がけているつもりですが、実践できていると胸を張って師匠に報告できるほどには、まだまだ程遠いであろうと思います。


今日もいろんなお話を聞くことができました。最後に、昨年に引き続き今年もお盆の手伝いを頼まれまして、これで師匠と話す機会が今年もそこそこに得られることになります。せっかく師匠が二人、健在でいてくださるのですから、もっともっといろんなことを吸収したいと思います。


今日も良い日でした。

年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。良いお年をお迎えでしょうか。

正太寺もおかげさまで新しい年を迎え、最初の一日を無事に終えることができました。

新しい一年。新しい一日。

普段と変わらないはずなのに、人間の感性というのは不思議なものです。

ちなみに。

明日もまた、新しい一日なのです。

その次の日も。

その次の日も。

毎日が新しい一日です。

今日の新鮮な気持ちを忘れずに、毎日を新しい一日として生きていきたいものですね。途中で忘れちゃうんですけど。

写真は、早く咲きすぎたミヤマツツジ。年末、暖かかったですからね。春に咲いてくれるか心配です。